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保健学部「医学概論」 八王子市の地域医療に関わる特別講義を実施


平成26年5月1日、保健学部「医学概論」の授業で八王子市医療保険部地域医療政策課課長高橋氏にご講義頂きました。
「八王子市の地域医療について」をテーマに、八王子市はどんな街かという導入から始まり、八王子市の医療機関、市が進める医療施策についてその特徴を伺うことができました。
受講した学生は八王子市出身者が少なく、これまであまり関わりがなかった「八王子市」の医療を知る貴重な機会となりました。

2014.5.7
地域交流課

《学生の感想より 一部抜粋》

まず八王子の人口が56万2千人もいることに驚いた。自分はひとり暮らしで国分寺住まいなので大学が八王子にあることでの繋がりしかないが、今回の講義は面白かった。一番講義の中で興味を持ったのは、自分の将来の目標である仕事に関わる地域医療についての内容でした。
八王子の年間救急出動回数、全国東京都の年間出動回数、病院別程度別などから、軽症での出動割合が50%を上回っていたのがとても興味深かった。
軽症患者への出動をしている時に重症患者からの出動依頼が発生してしまう可能性が高くなるので、地域単位で対策を立てるべきであると思った。
(保健学部 救急救命学科1年生)

私は八王子市にきてから、まだ一ヶ月あまりしか経っていません。しかし今日の講義を聞いて、八王子市の特徴や問題がわかってきました。少子高齢化は八王子市でも進んでいることや、八王子市内の病院についても話を聞き、自分達がこれからの医療を担う立場なのだと自覚することができました。
65歳以上の8割以上がガンで亡くなっているので、健康診断を受けての病気の早期発見が大切になり、これからの医療が発達して、私たちが担うこととなる放射線治療が重要だと思います。そして、もっと人を救えるような治療方法や、早期発見できるような機械などができれば良いと思います。
(保健学部 診療放射線技術学科1年生)

今回の講義で印象に残ったことは、「小児救急に行くその前に」という冊子を配布したことにより、全体として小児救急受診者数が2割減少したということです。将来、養護教諭になったとき、どの症状が危険か、自分達で判断することはなかなか難しいことだと思います。少し判断が遅いあるいは判断を誤ってしまう、それだけで子どもの命を落とすこともあります。的確な判断をすることの重要性を改めて感じることができました。
(保健学部 健康福祉学科2年生)