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第 5 回 杏林 CCRC フォーラムと連携 3 市との協働ワークショップを開催

 三鷹市など 3 市と連携して地域活性化に取り組む文部科学省選定「地(知)の拠点整備事業(大学 COC事業)」の第 5 回杏林 CCRC フォーラムとワークショップが 2 月 18 日、井の頭キャンパスで開かれ、今年度の成果報告とともに今後の課題について参加者で意見を交換しました。
 当日は、清原慶子三鷹市長や並木 心羽村市長、立花 等八王子市市民活動推進部長など地域の関係者、松田剛明副理事長や跡見 裕学長を始め本学の教職員や学生など 80 名余りが参加しました。
 フォーラムでは、はじめにこれまで地域と活動を進めてきた 4 つの学生のグループがその成果を発表しました。このうち総合政策学部の進邦ゼミのグループは、三鷹駅で店舗展開をしている株式会社アトレと連携し、地域の店舗や団体、見どころなどを魅力いっぱいに紹介するリーフレットを社会人と課題を共有し、一つひとつ解決しながら作り上げていった成果を発表しました。
 また、保健学部救急救命学科のグループは、羽村市で中学生 520 名を対象に開いた BLS(一次救命処置)の訓練や、八王子市で開催された駅伝大会での救護活動など、一年間を通じて実施した取り組みを報告しました。
 午後からは「長寿社会における災害時の地域づくり」と題してワークショップが開かれました。連携3 市の担当者と本学の教員・職員・学生、あわせて 7名で構成する 6 つのグループに分かれて、何が課題になっているかや、今後に向けた具体的な解決策などについて活発な議論を進め、各グループが最後に議論の結果を発表して認識を共有しました。
 本事業は来年度が最終年度となりますが、2015 年度から始まった「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」に発展吸収され、岩手大学を中心とした岩手の行政・高等教育機関と連携し、地方創生に向けた取り組みを進めることにしています。

2017.2.18
地域交流課