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杏林CCRC研究所連続講座:「日常生活にちょっと役立つポジティブ心理学」開催報告

連続講座名:「日常生活にちょっと役立つポジティブ心理学」

講 師:杏林大学保健学部准教授 下島裕美, 杏林大学杏林CCRC研究所特任教授 蒲生忍

開催日:平成29年 10月12日(木),10月19日(木),10月26日(木)

時 間:午前10時30分~12時(全3回共通)

開催場所:三鷹ネットワーク大学


 平成29年10月12日(木)より10月26日(木)まで,午前10時30分より,三鷹ネットワーク大学を会場に文部科学省地(知)の拠点整備事業「新しい都市型高齢社会における地域と大学の統合地の拠点」の活動の一つとして,毎週1回3週連続の講座「日常生活にちょっと役立つポジティブ心理学」を開講した。三鷹の住民を中心に15名が受講登録され,途中参加も含め3回で延べ38名が参加された。講義の内容は6月に八王子学園都市センターを会場に開講した「いちょう塾」の連続講座に修正を加え,以下の通りである。

1回目:ポジティブ心理学とは
2回目:回復力(レジリエンス)
3回目:時間的展望地図を作ってみよう

下島裕美先生

下島裕美先生

講義風景

講義風景

 この連続講座は,平成27年杏林CCRC研究所において「みたか・認知症家族支援の会」の協力の下に開催したコモンズ活動「金曜サロン・死生学」(年8回開催)に基礎を置き,都市高齢者が豊かに生きる活動を考える一助として展開してきたものである。平成28年度も三鷹ネットワーク大学においてポジティブ心理学連続講座を開講し,受講者の感想をお伺いした上で内容を修正,平成29年度の開催に至った。中年の危機真っただ中にある講師にとって,人生経験豊かな受講者の皆様との対話は非常に楽しく,年を重ねることの魅力を実感できる時間となった。アクティブ・ラーニングを取り入れた連続講座という形式を取ることによって,講師と受講者の心理的距離も回を重ねる毎に近くなり,講師と受講者が共に学びあい成長することができたと思う。このような貴重な場を提供してくださった杏林大学と三鷹ネットワーク大学に感謝する。

杏林大学保健学部
下島裕美