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保健学部 亀崎路子教授が学生とともに、聖徳学園のいじめ防止活動を支援

聖徳学園中高生のいじめ防止活動を支援する大学生のピアエデュケーション活動

 
 聖徳学園中学・高等学校では、平成27年度に、生徒が文部科学省主催の全国いじめサミットに参加をしたことをきっかけに「いじめ防止プログラム推進」に力を入れています。今年度、担当スクールカウンセラーの山名和樹先生から依頼があり、協力することになりました。まずは、中学生への「心の授業」づくりへのアドバイスをしています。さらには、平成28年6月から3月までの期間の数日間、ボランティア活動の一環として、聖徳学園中学・高等学校において、いじめ防止を目的としたピアサポーター(中学・高校生)を支援する大学生のピアエデュケーション活動を開始しました。保健学部看護学科看護養護教育学専攻の学生5名の参加希望を受けて、中学生とともに、近隣校とのいじめ防止サミットを開催することを目標に、①計画、②準備、③共同プロジェクト実施、④近隣校とのいじめ防止サミット、⑤事後の振り返りを行う予定です。ちょうど、6月17日(金)に、『初顔合わせ』をすませたところです。
このような活動を通じて、中学生が大学生と共に活動する中で、自分たちの心の問題を本音で話すことができ、実生活に役立つ知恵をもらい、いじめ防止につながる主体的な力が育つことを期待しています。また、大学生にとっても、看護職または養護教諭を目指す上で、思春期の子どもへの理解が深まり、企画・実施・評価という一連のプロセスを経験して、いじめ防止を含む思春期の心の健康づくりを支援する実践能力が培われる機会として意義があると思っています。

                                           看護学科学校看護学教室
                                            亀崎 路子
                                           高大接続推進室 2016.6.30