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大学教養レベル夏季集中講座で高校生と大学生がともに学ぶ

平成28年8月22日から27日にかけて、高校生と大学生が共に学ぶ「大学教養レベル・グローバル関連科目の夏季集中講座」が杏林大学井の頭キャンパスで行われました。科目は3科目あり各2日間12時間の講座です。各科目の報告を以下に続けます。

科目A 口語中国語)

 8月23日(火)と8月24日(水)の2日間にわたり井の頭キャンパスにて、中国語のステップアップを目指した集中講座である口語中国語(科目A)が行われました。

 集中講座は本学の1・2年生の学生を対象としており、中国語学科の学生と第二外国語として中国語を学んでいる英語学科、観光交流文化学科の学生31名に加え、「日英中トライリンガル育成のための高大接続」事業の一環として関東国際高等学校からの高校生9名も加わり、計40名の参加となりました。
 
 中国語ネイティブ教員の指導の下、午前中は3クラスに分かれて文法復習や会話表現などそれぞれのレベルに合わせた内容を学びました。午後には各クラスに中国人留学生が加わり、発音指導や交流を楽しみながら会話練習などを行った後、学生は中国語での映画の一場面を見ながらセリフの書き取りにも挑戦しました。

 プログラムに参加した大学生、高校生からは以下のような感想が寄せられました。

「授業も分かりやすく、この講座を通して中国語がもっと楽しく好きになりました。これから行く中国研修も頑張ろうと思います。」(高校生2年生)
「セリフの書き取りは、自分がどれだけ単語を書けるか試したが、あまりにも書けなくて悲しくなった。まだ知らない単語が多くあることが分かり、これからもっと勉強をしていろいろな単語を身につけたいと思った。」(高校生2年生)
「高校生のレベルが高く驚いた、と同時に私ももっと勉強しなければならないと再認識しました。」(英語学科1年生)
「これまで中国語を学んできたが、一日中ずっと中国語漬けというのは初めてで疲れました。でも授業に加えて交流会や映画鑑賞など今までにない色々な形式で中国語に触れることができていい経験となりました。」(観光交流文化学科2年生)
「高校生や他学科の学生と一緒に勉強することで良い刺激が得られ、今後の中国語の授業への意欲がより一層沸いた。そして早く留学へ行きもっと多くの中国人と交流したいと感じた」(中国語学科1年生)

 また昨年も当該プログラムへ参加した高校生からは、井の頭キャンパスで初めての中国語集中講座ということもあり、「すごくキレイな新校舎で授業も受けやすく、色々な教室があって面白かった。また学食も美味しかった」という声もありました。

普段とは違う環境の中で内容濃く学ぶことによって、個々の成長がみられたのではないかと感じています。学生たちにとって中国語漬けの集中講座は有意義な2日間となりました。

科目B「世界の英語とグローバルコミュニケーション」

平成28年8月24日(水)、25日(木)の2日間にわたり、杏林大学井の頭キャンパスにて「大学教養レベル夏季集中講座」の科目B「世界の英語とグローバルコミュニケーション」を開講しました。本講座は高大接続推進の一環として実施されたもので、6名の高校生と13名の在学生が同教室で受講し、前半では英語をとりまく世界的状況に関する知識を深め、後半では日米の比較やインターネット上の情報の分析、さらに、デンマークやノルウェーといった非英語母語国のビジネスにおける英語の用い方の比較など、より具体的なテーマについて考察しました。最終的に受講者はそれぞれが選んだテーマについてグループで討論し、その内容を英語で発表することで、学んだ知識やスキルをいかに実践するかについても理解を深めました。