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上野景文特任教授が、順天高校のグローバルウィークで講演

平成28年11月2日に順天高等学校で行われたグローバルウィークで、外国語学部の上野景文特任教授が、「西欧文明の神髄」をテーマに講演を行いました。11月2日は6つの大学教員等が講演し、上野特任教授の講演には31名の高校生と7名の高校教職員が参加しました。 以下に、上野先生からの講演概要の報告を記します。

「西欧文明の真髄」とのテーマで講演でした。
先ず、(1)「西欧につき学ぶことは、なぜ有益か?」につき、私の持論を開陳、次いで、(2)東洋と西欧との間に存在する文明的な非対称性につき概述、更に、(3)明治以来150年間に亘って進められてきた「近代化」(=「西欧化」)の営み、すなわち、「脱亜入欧」の試みの達成度はどの程度かにつき、解説した。

以上3点を終えたところで、90分を経過し、時間が無くなったため、第4点、すなわち、「西欧文明の真髄」に触れることは、残念ながらできなかった。

なお、上記(1)と(3)につき補足すれば、先ず(1)については、西欧を勉強する理由として、①西欧は近代国際社会の覇者であり、近現代社会の「鋳型」を作ったこと、②日本の近代化は、当初、「西欧モデル」を吸収することで、始まったこと、③西欧は、今でこそ、米国の力に及ばないが、今日なお、知恵に富んだ「狸」として、国際的に大きな存在感を有していること、の3点に触れた。

他方、(3)については、「脱亜入欧」は8割方達成したが、2割ほど、未達成なところがあると前置きの上、未達成なものとしては、供養の思想のように、「脱亜」に抗し、日本的なものが残った事例がある一方で、人権信仰を支える宗教的パッションのように、西欧のもので入ってこなかった事例(「入欧」に至らなかった事例)もあると説明し、更に、それらの事例は、概して、心性なり「魂」の領域のものであることに触れて、講演を締めくくった。


外国語学部 特任教授 上野景文
2016.11.5





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