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リハビリテーション科

診療科概要

リハビリという言葉は“re”=「再び」と“habilis”=「適応」に由来します。つまり、リハビリ科は病気や外傷の後で元の生活に復するためのお手伝いをする診療科です。特に脳卒中、脳外傷、脊髄損傷、関節リウマチなどの骨関節疾患、手足の骨折・切断、脳性麻痺、末梢神経疾患、外傷後遺症のために 「歩くこと」「動くこと」「生活すること」に支障を生じる傷病が対象となります。とくに麻痺は重要な病態で単にリハビリだけでなく、筋電図検査を含め診断、補装具治療も対象になります。

リハビリの最終目標は社会復帰です。QOL(生活の質)の高い自立です。これを達成するには時間がかかります。医療の役割分担が進む中、リハビリも急性 期、回復期、維持期に分けて行われるようになりました。急性期リハビリは一般に総合病院でのリハビリにあたり、早期離床を目指します。疾患にもよります が、2〜3週間の入院です。一方、後遺障害が重い場合は発症後6ヶ月までであれば、回復期リハビリ専門病院が濃密なリハビリを提供してくれます。維持期は 医療から介護保険への橋渡しの時期になります。

杏林大学医学部付属病院は急性期の病院ですので、整形外科、神経内科、脳神経外科、高齢医学科、小児科などに入院されている場合において入院リハビリを提供できます。外来であれば直接リハビリ科に来て頂き、通院リハビリもできます。予約制ですので、ご予約の上、ご来院下さい。

平成20年度診療活動報告書<PDF・521KB>

取り扱っている主な疾患

1)脳卒中、脳外傷(補装具含む)
2)脊髄損傷
3)骨関節疾患(関節リウマチ、整形・形成外科手術後)
4)手足の切断後(義肢作成含む)
5)脳性麻痺
6)慢性呼吸器疾患
など 

理念

疾患や外傷の急性期において、適切な障害評価・診断の上で、積極的かつ効率的なリハビリテーションを提供する。

基本方針

1.急性期リハビリテーションの実践:急性期、回復期、維持期に区分されるリハビリテーション医療の流れの中、当院では積極的な急性期リハビリテーションを担う。多様な疾患、複雑な外傷に対して効率の良い早期介入を行う。
2.病棟オリエンテッドなリハビリテーションの展開:リハビリテーション対象の多い病棟においては、専任の療法士を配置し、病棟看護師と密に協力して、ADL向上を主眼としたリハビリテーションを提供する。
3.地域リハビリテーションの連携の推進:当院で完結し得ない回復期以降のリハビリテーションは医療施設間連携のもと、良質なリハビリテーションを提供できる専門施設を紹介する。
4.発信するリハビリテーション:大学病院という立場を活かして、社会や学会に向かって、リハビリテーションの成果を発信していく。

目標

1.リハビリテーション対象の多い病棟におけるリハビリカンファレンス活性化:脳外科、脳卒中科、循環器科
2.リハビリテーションの関連するチーム医療の推進:リハビリ委員会、摂食嚥下委員会
3.ADLに即したリハビリテーションの質の向上:詳細なADL評価とADL改善の効率アップ

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