当院における輸血後感染症検査の啓発活動と検査実施状況についての調査
当院において2013年9月より実施している輸血後感染症検査実施に関する啓発活動の効果と今後の課題について検討を行います。
2013年1月から2015年12月の期間で当院にて輸血を実施した患者さん全て対象とします。
予定症例数は5000例、研究期間は倫理委員会の2016年1月25日~2016年4月30日までです。
当院にて輸血を実施した後、輸血後感染症検査を受けた患者数から実施率を算出し研究を行います。
杏林大学医学部付属病院臨床検査部で行います。
本研究では、情報管理者を設置して患者情報の厳重な管理を行うため、患者さんのプライバシーが侵害される恐れはありません。また、学会等における発表でも、統計データのみを扱うため、患者さんを特定し得る個人情報は利用しません。
既に実施された検査について調査するのみであり、かつその結果で治療等の変更を行うことはないため、患者さんには有害事象は発生しません。
本研究は、杏林大学医学部倫理委員会において審議され、承認されています。
承認番号:732 承認日:2016年1月25日