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当院のドクター紹介

患者様との信頼関係が、よい医療の提供につながります

健康番組や新聞などにたびたび登場し、消化器疾患の解説を行っている高橋先生。第1回ドクター紹介は、杏林大学医学部1期生の高橋先生をご紹介いたします。

名前 高橋 信一 (たかはし しんいち)
血液型 O型
趣味 スポーツ鑑賞(特にサッカー)、落語、仕事
専門 特にピロリ菌感染症、胃潰瘍、胃癌、慢性肝炎肝癌の診断と治療
外来日 火曜日 午前・午後、金曜日 午前・午後
所属 消化器内科(第3内科)教授
プロフィール 昭和25年、滋賀県信楽に生まれる。昭和51年杏林大学医学部卒業後、同大医学部第3内科入局。同科講師、助教授を経て、平成5年から平成7年までハーバード大学医学部へ留学。平成11年第3内科教授、平成16年より付属病院内視鏡室長になり、現在に至る。

なぜ医師を目指そうと思われましたか?
小学校の卒業論文に「お医者さんになりたい」と書いていました。野口英世先生の伝記を読んで、人を助けるのっていいなと思っていましたし、祖父が非常に病弱だったということもありまして、医師になる道を選びました。けれど、実は医学部入試当日に盲腸になってしまいました。1日目の入試が終わった夜にお腹が痛くなりまして、翌日もすごい痛みで結局2日目の試験が受けられませんでした。そのまま入院してしまい、腹膜炎を起こしていたので1カ月も入院しました。その年の入試は諦めていたのですが、父が偶然にも杏林大学医学部の入試を見つけてくれて、幸い杏林大学に入学させていただきました。まるで何かの糸に引っ張られるかのように、運命的にこの大学に入りました。

学生時代の思い出を教えてください。
入学した杏林大学では1期生の学生でした。学生が少なくて、先生方とも1対1でいろいろな話ができて、学内中が家族のようでした。そのため、杏林大学にも病院にもとても愛着があります。大学時代は勉強も忙しかったのですが、サッカー部に所属していました。4年生の時には東医体(東日本医科学生総合体育大会)でベスト8になったこともあります。実は今でもサッカー部の部長をしています。その頃の仲間とは今でもとても仲良くしていて、お世話になった先生方も交えて毎年OB会を開いています。

なぜ消化器内科を専門に選ばれたのですか?
消化器内科を専門に選んだのは学生時代に受けた授業の影響でした。当時としては珍しく、杏林大学には内視鏡の映像をテレビに写し出せる機械がありました。昔の胃カメラは覗いている本人しか見ることが出来なかったのですが、テレビに映し出される綺麗な内視鏡の映像に感動したことと、その頃の恩師の人柄に惹かれて、消化器内科医になりました。たくさんの患者様と出会って、勉強をすればするほど分かってくることが多くて、大学に残り好きな仕事をしていられるのは本当に充実した日々です。

ピロリ菌を発見されたマーシャル先生との出会いを教えてください。
最初にあったのは1995年イギリスの学会でした。偶然学会行きのバスで隣同士になり、年令も近いせいかすぐ意気投合しました。マーシャル先生のピロリ菌研究への情熱には私も大変感化されました。その後交友が続きましたが、2006年11月に来日された機会に杏林大学の市民公開講座で講師をして頂きました。今でも良い思い出です。

医師になってうれしかったこと、困ったことは何ですか?
一番うれしいと思うことは、やはり病気が良くなって患者様に喜んでいただけることです。退院を希望されていた患者様が一時帰宅されて、その状況がよかったのか症状がよくなってきまして。患者様ご自身が大変喜ばれて、電話までかけてくださったのはうれしかったですね。患者様がうれしさのあまり、「今から先生に会いに行こうかと思って」と言ってくださったことも、とてもうれしい思い出です。
逆に、患者様の不安を取り除くことが、とても難しいと思います。一番苦労するところです。何をしてあげればいいのか、どうしたら楽にしてあげられるのか、とても悩みます。杏林大学病院は特定機能病院ですので、患者様にとっては「最後の砦」となります。その使命のため、色々難しい病状に最終的には診断をつけなければなりません。内視鏡などで見つけられる病気であればいいのですが、精神的疾患、機能的病気(胃の動きが悪い、腸の動きが悪いなどの症状)など、目に見えない病気が増えていますので、大変苦労します。
胃カメラをして潰瘍もポリープも何も映っていなければ、お医者さんは「綺麗な胃ですね」と言います。でも、患者様は胃が重かったり、胃が痛いという症状があるのに、「何もないってどういうことだろう」と思われますよね。これが機能性胃腸症ですが、いかに患者様にご納得いただける説明をするかが苦労するところです。

杏林大学病院について思うことを教えてください。
個人的にも、受診したいと思う病院です。杏林大学病院は様々な職種でスペシャリストが揃っています。最新医療が施せるように日々努力をしていますし、一流の医師、看護師がそろっていて、医療機器も充実しています。救急患者様も多く受け入れて、救急センターを受診後に、適する診療科に患者様を紹介するスムーズなシステムも確立されています。とても大きな施設で、現在でも患者様の数はかなり多くいらっしゃいますが、将来的には特殊な疾病をお持ちの患者様も受け入れる病院にしたいと思っています。患者様の医療に対するニーズが高まっていますし、大学病院のはたす役割が大きくなっていると思います。その点先進医療の実践、例えば肝がんの内科的治療など最新治療が提供できる病院であると確信しています。

最後に、患者様へのメッセージをお願いします。
診察で不明な点がありましたら、遠慮なく医師に尋ねることが大切だと思います。何でも質問してしまうと「この患者さんは自分に不信感をもっているのでは」と医師に思われてしまうのではないか、と感じてしまう患者様がいらっしゃるのですが、全て医師に任せて、何でも納得してしまうのは良くないことだと思います。医療を受けるときは内容をご納得いただいてから受けられたほうがいいと思います。そこに患者様と医師との信頼関係が生まれるとも思います。医師も、患者様が質問しやすい雰囲気を作り出す努力が必要だと思います。

お気に入りの写真

留学でボストンに行ったとき、お世話になった先生方と撮った写真が思い出の一枚です。留学はまさに人生のターニングポイントでした。ノーベル賞を受賞した先生の研究室が上の階にあって、自分の今の立ち位置を確認したように思います。自分に自信が持てた経験でした。
この写真はいまも研究室に飾っていて、私の「座右の銘」のような写真です。

高橋先生の診療科詳細は、右のリンクをご参照ください。

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