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当院のドクター紹介

甲状腺で心配な方は気軽にご相談下さい。患者さんの不安を取り除くことに最善を尽くします。

今月のドクター紹介は、呼吸器・甲状腺外科の平野浩一教授の紹介です。
趣味や学生時代の思い出、専門分野について伺いました。。

平野浩一
名前 平野浩一 (ひらのこういち)
血液型 B型
趣味。好きなもの 自転車(ロードレーサー):特に坂をひたすら登るだけのレース(ヒルクライム)をしています。レースは4月~8月頃と期間が短いため、普段は練習としてー日1時間、週に3~4日、自宅でローラー台という自転車を固定する器具を使ってトレーニングをしています。
愛犬:柴犬、ポメラニアン、ヨークシャーテリアのかわいい3匹の娘がいて、散歩等のお世話をしています。
専門 甲状腺・副甲状腺疾患、頭頸部腫瘍の外科
所属 呼吸器・甲状腺外科 教授
プロフィール 昭和33年  東京都池袋に生まれる
昭和59年 慶應義塾大学医学部卒業
昭和59年 慶應義塾大学形成外科学教室入局(研修医)
昭和61年 国立がんセンター(現国立がんセンター中央病院)レジデント(頭頸科)
平成元年  国立がんセンターシニアレジデント(頭頸科)
平成3年  国立がんセンターがん専門修練医(頭頸科)
平成4年  国立がんセンター中央病院頭頸科医師
平成6年  栃木県立がんセンター頭頸科医長
平成13年 同 医長兼副主幹
平成14年 杏林大学病院耳鼻咽喉科助教授
平成16年 杏林大学病院形成外科(頭頸部腫瘍外科) 助教授


■ ご出身はどちらですか?
 私は生まれも育ちも東京の池袋です。転勤の機会もありましたが、現在も池袋に住んでいます。
 今では高層ビルの立ち並ぶ都会ですが、私が幼稚園、小学校に通っている頃は畑もあるような田舎でした。小学生の頃には学年に関係なく近所の子供達と集まって外で元気に駆け回って遊んでいました。今の子どもは同じ年頃の学校の友達としか遊ばなくなっているようですが、小さなコミュニティができるため社会性を養う上でもいい環境だったと思います。

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■ 趣味や好きなことはなんですか?
 自転車(ロードレーサー)に乗っています。
 レース、特に坂をひたすら登るだけのレース(ヒルクライムと言いますが、)に出走しています。普通の人から見るとゼーゼーしながら、ひたすら坂を登るというのは理解しがたいようですが、沢山の愛好家がいます。いわゆるロードレースと違って走るスピードが遅いため事故の可能性が低いというのもこのレースに出る理由の一つではあります。事故で怪我すると患者さんをはじめ多くの方に迷惑をかけることになってしまいますので。レースは4月~8月頃と期間が短いですが、1年を通して練習としてー日1時間、週に3~4日、自宅でローラー台という自転車を固定する器具を使ってトレーニングをしています。仕事で帰宅が遅くなっても欠かしません。家族はぐるぐるペダルを回しているのに全く進まない様をみてハツカネズミのようと言ってあきれています。家族からは何が楽しいの?と言われてしまいますが、はっきりいって練習は苦しいですね。ですが、日頃トレーニングをしていないとレースに出ても辛いだけ(トレーニングしていても辛いのは変わりませんが・・)で、満足行く結果が得られず達成感が味わえません。ヒルクライムのレースも手術も同じで、事をなしえたという達成感、満足行く結果を得るには日頃の訓練が物を言うと思います。あとは毛深くて可愛い娘達が3人(匹)居ます。柴犬の蓮華、ポメラニアンのルナ、ヨークシャーテリアの茶々です。シッポの動きとワンという鳴き声と眼だけでコミュニケ-ションする娘達のその能力はとても高くて、まあ、飼い主として正しい姿ではないと分かっていても、召使いのように仕えています。

■ なぜ医師を目指したのですか?
 小学生の頃は飛行機の設計技師に憧れていました。しかし中学生になり、大腸癌で苦しむ親戚を目の当たりにし、医者になって同じように苦しむ患者さんを救いたいという思いが芽生えました。高校入学後、進路を決めるときになって中学生の頃の記憶が再度蘇って、医学部を目指しました。

■ 先生は慶應義塾大学出身ですが、学生時代の思い出を聞かせてください。
 在学中はゴルフ部の活動に打ち込んでいました。
 高校時代は写真部に所属していて文系だったこともあり、大学に入ったら運動をしようかな、でも、体力が無いから余りきついのもやだなあと思っていたところ、ゴルフ部が丁度良いと声をかけられたため、気軽な気持ちで入部しました。
 ところが、実際の活動は“気軽”とは程遠く、普段の練習は神宮外苑で走り込み。休暇中にある年3回ほどの合宿では1日2ラウンドがノルマでコースを回らなければならない、ハードなものでした。もちろん、乗用カートなんてありません。ラウンドでは一打打って、ボールが止まった場所まで道具をセルフで背負って走ります。今と違ってゴルフクラブや他の道具は重いし、他にディポットを埋める眼土や予備のボール、水などで10キロくらいの重さの装備です。最初の合宿でだまされたと思いました。実際は先輩は、もちろん、だましたわけでも何でも無く、こちらが勝手に楽なスポーツと思っていただけですが。それでも、退部せず5年生で引退するまで部活を続けました。部活は大変でしたが楽しかったです。
 ちなみに杏林大学病院には慶應義塾大学医学部の同期生として麻酔科の萬 知子先生、山田達也先生、血液内科の高山信之先生がいます。

■ 専門を甲状腺外科にしたのはなぜですか?
 学生時代に講義を通して学んだ形成外科での癌手術後の切除箇所の“再建”に興味を持ちました。そのため入局したのは形成外科でした。その時の教授が、再建を行うには、元の癌という疾患を勉強しないと良い再建は出来ないというお考えの方で、卒後3年目から当時の国立がんセンター(現在の国立がん研究センター中央病院)で頭頸部外科のレジデントとして勉強しました。行ってみると本当に大勢の患者さん達が治療を受けられていて、3年という期間の間に非常に多くの経験を得ることが出来ました。3年間が終わる頃には再建にも依然として興味はありましたが、どちらかと言えば癌を切除することに興味が移っていました。そこで、さらに2年間、シニアレジデントとして残り、そのまま頭頸部外科の医員となってしまいました。もともとは頭頸部外科ということで、甲状腺以外の口腔、咽頭、鼻などの悪性腫瘍も担当しておりましたが、なかでも興味があった甲状腺外科に次第にシフトしていきました。今になって思えば、女性の患者さんが多い甲状腺疾患を扱う者として、綺麗に皮膚を縫うという形成外科のトレーニングは非常に役立っています。

■ 留学された経験はありますか?
 今から10年程前に短期間ではありましたが、フロリダ州にあるメイヨークリニックへ臨床の現場視察に行きました。
 当時は、仕事に没頭していた時期だったのですが、「違う視点を取り入れるために少しの間、海外の医療機関に行ってみては?」と声を掛けていただいたことがきっかけで留学をしました。アメリカの医療機関はとてもシステム化されており、また医療保険会社が深く関わっている点など、日本の医療現場との違いを体験する良い機会になりました。

■ 先生は平成14年に杏林に赴任されましたが、杏林大学の印象はどうですか?
 現在の杏林大学の医学部の学生達は、自分達の学生時代と比較し、より勉強を頑張っていると思います。医学は覚えなければならないことが増えていくことはあっても減っていくことはありませんので大変です。
 夏休み等の長期休暇期間も短く、授業も沢山あります。しかし、大変ではありますが、自分で考え行動できるようになるためには、まず基礎を身につけなければなりません。
 杏林大学病院は、「患者さんにとってなにがより良いのか?」と、患者さんの側に立ち、医療を提供している点がとてもすばらしいと感じます。
 日常的に医療業務に携わっていると、ともすると自分達を中心にやり易い方法や組織の枠組みに沿ってしまうこともあるかと思います。それが、杏林では患者さんを第一とし、医療従事者間・診療科間の垣根が低く、他の診療科と情報交換等をしながら協力し合える状態になっていると感じます。横のつながりを大切にしている印象を受けます。

■ 医師になって嬉しかったことや辛かったことはなんですか?
 嬉しい点は、やはり治療や手術が上手くいき、患者さんが元気な笑顔で退院されることですね。
 手術や治療で大変だと感じることは沢山ありますが、退院されるときの笑顔を見るとそれまでの苦労が報われます。医者冥利につきますね。これからもその笑顔のために最善を尽くしていきたいと思います。
 その一方で、力及ばず、患者さんの満足のいくような結果を出せなかったときには落ち込みます。

■ 先生の今後の展望や力を入れて行いたいと思っていることを教えてください。
 杏林大学病院では、各科に多くの優秀な医師がいるため、いわゆる専門病院と比較して幅広い病状の患者さんの治療が可能です。甲状腺の専門病院は東京を含め全国に幾つかあり、非常に多くの患者さん達を治療されています。皆、甲状腺のスペシャリストで有り、すばらしい業績を残されています。しかしながら、その規模と所属する医師の関係で、非常に進行した癌患者さんや他の臓器に合併症のある患者さんは、治療することが難しいという面もあります。大学病院で甲状腺・副甲状腺疾患を担当させていただいている身としては、そのような患者さん達の治療を引き受けさせていただくことも大切な使命と考えています。

■ 患者さんへメッセージをお願いします。
 甲状腺に関して心配な点があればぜひ受診して下さい。心配の解消に努めさせていただきます。
 甲状腺に結節(しこり)がある方は人口の5%、20人に一人といわれ、身近な疾患です。また、女性に多いと言われています。大部分の方は良性の結節で手術の必要はないですが、ご自分で判断されることはなさらず、心配な場合はいつでもご相談ください。 気軽に受診していただきたいと思います。


座右の銘

結果は努力を裏切らない。
コツコツと訓練を続けることによって、例えわずかではあっても技能は向上していきます。
特にスポーツに対してそう実感しています。(笑)
結果を出すためには努力の積み重ねが大切ですね。

平野先生の診療科詳細は、右のリンクをご参照ください。

取材担当
病院企画運営室
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