研修医・指導医の声

研修医の声

後藤  健太

2021年 杏林大学卒業

杏林大学病院は多摩地区唯一の大学病院の本院です。様々な診療科がそろっており、専門性の高い疾患をたくさん経験することができます。また、高度救命救急センターや総合周産期母子医療センターなどを備えており、重症熱傷やスーパー母体救命などの診療に携わる機会が持てます。研修では2か月間麻酔科、2か月が必修であり、集中治療や周術期管理等もしっかり学ぶことができ、一方でCommon diseaseをみる経験も十分にあります。救急外来では研修医がファーストタッチを行い、研修医でアセスメント・プランを立てる経験もできます。加えて、当院の特徴として良い意味で指導医との距離が近く、疑問に思ったことや困ったことをすぐに上級医に相談することができ、初めての手技や疾患の診療を1人で行うということもありません。救急の現場においても病棟実習においても上級医の目が十分に行き届いた環境で充実した実習を行うことができます。

当院の初期研修の独自の魅力として、初期研修医の人数がとても多く、様々な出身大学の医師とともに初期研修を行うことができます。また、出身大学での隔たりも全くなく、とてもいい雰囲気で、日々の臨床における疑問を相談し議論することもあれば、自分の進路について相談に乗ってもらうこともあり、互いに助け合いながら実習をすることができました。

杏林大学病院での実習は安心感のある環境で上級医に様々なことを教えていただきながら様々な医療を経験できる非常に充実したものになると思います。是非一度、見学にお越しいただき、当院の雰囲気を感じていただきたいです。

 

 

鈴木 美帆

2021年 他大学卒業

私は他大学を卒業し、2021年4月に当院の産婦人科・小児科重点コースで初期研修を開始しました。私が当院を初期研修先として選んだ理由は、生まれ育った多摩地域で唯一の大学病院の本院であり、学生の頃から志望していた産婦人科が周産期母子医療センターを有しておりスーパー母体の受け入れなどもしている点に興味を持ったからです。

入職当初は他大学出身者ということもあり不安だらけでしたが、大学病院でありながら国立・私立・地域を問わず他大学出身の医師が多く在籍しており、他大学出身であることに壁を感じたことは一度もありません。また、疑問や不安があるときには誰かに相談しやすい環境で他科ローテ中でもすぐ上級医に質問や相談をすることができます。

当院の初期研修は麻酔科2か月、3次救急2か月、1・2次救急2か月が必修であり、初期診療から全身管理までしっかりと学ぶことのできるプログラムになっています。特定機能病院として救急対応や高度医療に携わっている一方で、周囲に大きな病院がないため地域の中核病院としての役割も担っており大学病院と市中病院のいいとこ取りをしたような環境で研修生活を送ることできます。

産婦人科・小児科重点コースは基本的に一般コースと変わりませんがALSOやJ-CIMELESという産科救急のプロバイダーコースなどの受講機会があったのが魅力のひとつです。是非一度、見学にお越しいただき、当院の雰囲気を実際に感じていただければと思います。

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指導医の声

海田  賢彦

救急科

私は2004年に山口大学を卒業し、杏林大学医学部付属病院で初期臨床研修を行いましたが、皆様にはぜひ当院で初期臨床研修を行うことを薦めたいと思います。その理由は2つあります。1つ目は専門性の高い大学病院でありますが救急医療に非常に強いことです。当院の初期研修プログラムでは全員1ヶ月間1・2次救急外来、2ヶ月間3次救急外来と救急ICUで研修を行うので、さまざまな重症度の救急疾患の初期治療から重症患者の集中治療まで経験することができます。さらには2022年から当院を基地病院としてドクターヘリの運用が開始されましたので、より豊富な症例を経験することができるようになっています。

2つ目は研修環境の良さです。まず当院の指導医の先生はみんな親切・丁寧で本当に教育熱心です。私自身は他大学出身でしたがのびのびと研修を行うことができましたし、杏林で初期研修をして良かったなと思っています。そして当院のプログラムにおいては自由選択期間が長く設定されていますので、充実した研修が送れると思います。私自身は小児外科、CCUを選択しましたが非常に有意義な時間を過ごすことができました。さらに当院がある三鷹市は本当に住みやすいですし、研修医室や教育施設なども充実しており、快適な研修生活を送れることと思います。

皆様ぜひ一度見学に来ていただき当院の魅力を感じてもらえたらなと思います。