専攻医・指導医の声

専攻医の声

芳鐘 一

(救急科)

2020年 杏林大学卒業

杏林大学医学部付属病院にて初期研修

 

私は杏林大学を卒業したのち、そのまま杏林大学医学部付属病院で初期研修2年間を過ごし、2022年4月より同院の救急科専攻医として勤務をしております。

都内に2つ認定されている高度救命救急センターのうち1つが当院であり、2022年度よりドクターヘリ事業も開始し、2023年度からはハイブリッドE R室が完成するなど、当院救急科は日々進化しております。そういった背景があることからも多種多様な重症患者さんが搬送されることが多く、初療から対応し入院後もセンター内でI C U管理をするのが日々の診療の醍醐味です。当科は救急科専門医に加えて多様なサブスペシャリティー(胸腹部外科・血管外科・形成外科・放射線科・麻酔科など)を持った上級医が多数在籍しており、様々な専門家の知見から1人の患者さんの治療をアプローチできるのは当院救急科ならではと考えております。

専攻医として必要な技術・知識を身につけるために日々奮闘している中で、常に先輩方からご指導を頂けるのはチームとして患者さんの診療にあたっていて、コミュニケーションを密に取れているからだと思います。毎日が刺激的である反面、忙しい毎日ではありますが、同僚・先輩関係なく皆で体調管理には十二分に気をつけながら勤務をしております。

当院は多摩地域の中核病院として地域に根ざした病院であり幅広い疾患を経験することができます。どの診療科も垣根なく、縦にも横にも隔たりのない病院だと感じています。ぜひ一度見学にいらして杏林の雰囲気の良さを感じてください!

 

 

田邉 知佳

(眼科)

2020年 他大学卒業

杏林大学医学部付属病院にて初期研修

私は小学生から三鷹市で育ち、2020年に他大学を卒業後、杏林大学医学部付属病院で初期研修を行いました。2022年4月に同病院の眼科(アイセンター)に専攻医として入局しました。

当院は多摩地域の中心病院であり、白内障などのcommon diseaseから大学病院でしかみられない症例、さらに裂孔原性網膜剥離や急性緑内障発作、眼球破裂などの緊急疾患と幅広く経験できます。当科はすべての眼疾患に対して専門外来を設置しており、専攻医は数か月おきに全ての専門分野をローテートするため、偏ることなく幅広くトップレベルの臨床を学べます。

外来や手術、病棟のすべての場面で、先輩や上級医の先生方に常に相談できる環境にあり、優しく教えてもらえるので、少しずつ手技も取得でき、充実したレジデント生活を送っております。教科書を書いているような先生方からの勉強会や豚眼での白内障手術練習、学会発表の機会もあり、1人前の眼科医になりたい専攻医にとっては最高の環境だと思います。

他の科と連携することも多いですが、専攻医になっても初期研修の際にお世話になった他の科の先生方が優しく教えてくださります。私は他大学から当院にきましたが、そのために不利に感じたことは一切なく、どの科もアットホームで雰囲気が良いのが当院の特徴だと思います。

ぜひ一度見学に来ていただき、当院での研修をご検討いただければと思います。皆様と一緒に働く日を楽しみにしております。

 

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指導医の声

鈴木 由美

(眼科)

医学生および初期研修医の皆様、初めまして、私は、杏林大学医学部眼科(杏林アイセンター)の鈴木と申します。私の所属する杏林アイセンターは、本邦初の眼科総合診療センターとして、1999年に開設されました。アイセンターとは、すべての眼疾患、つまり、網膜硝子体、角膜、白内障、緑内障、眼炎症、黄斑外来(加齢性黄斑変性症)神経眼科、眼窩・眼瞼疾患、小児眼科およびロービジョンケアまで網羅的に対応する診療部門のことで、当センターは、これらすべての眼疾患に対する専門外来を設置しており、最先端の診療と手術(手技)を学べる施設となっています。

眼科は視覚器(眼球・視神経・眼科付属器)という小さな臓器を診療対象としていますが、外界からの情報の約8割以上を得ているとされる重要な器官を扱う専門性の高い科であり、また、未熟児網膜症から白内障までと、新生児からお年寄りまで全年代を対象とし、その治療法も、外科的な要素と内科的な要素も併せ持ち、分業化した現在の医療の中で、診断、治療、生活支援(視覚障害者手帳等を含む)まで、患者さんと生涯向き合うことができる科です。

そして、当アイセンターの魅力は、全国の様々な医学部を卒業し、高度な専門的な診療能力を持った医師が集まっていること、後進に熱心な指導をする医師が多いことなどです。症例検討会、抄読会、各専門外来における勉強会が毎月開催され、充実した研修医生活を過ごして頂けると思います。ぜひ、気軽に当科に見学にいらしてください。お待ちしています。