第50回桐朋学園院内コンサートが開催されました

作成日時:2011年10月21日

桐朋学園大学音楽学部研究生等による院内コンサートが10月15日(土)、外来棟待合ホールで行われました。

 このコンサートは1999年7月から年4回、桐朋学園のご厚意により行われており、今回は通算50回目という節目の開催となりました。入院患者さんやお見舞いにいらっしゃった方々で会場はほぼ満席となり、立見の方が出るほどでした。
 この日はまず、東日本大震災で被災された方々のために日本の美しい自然と素晴らしい愛を歌い継いでいきたいという指揮者の谷茂樹准教授の紹介で「ふるさとの四季」の唱歌メドレーから始まりました。
 その後、ソロ、世界の合唱、オペラ合唱と続き、モーツァルトやシューベルトなどの馴染み深い作曲家の曲やアイルランド民謡「ロンドンテリーの歌」、「ハレルヤコーラス」など、多彩な全12曲を披露していただきました。
 また、曲と曲の合間には谷准教授からの解説があり、聴衆が曲をより深く楽しめるようなプログラムとなっていました。
 集まった皆さんは、華やかな衣装に身を包んだ総勢31名の美しく、また迫力ある歌声に途中退席される患者さんも殆ど無く、熱心に耳を傾けていました。

 プログラム終了後には、本学園松田博青理事長のアンコールにより、会場全体で「ふるさと」を歌うなど、会場は大いに盛り上がりました。
 最後に、松田理事長が桐朋学園の皆様への感謝の言葉を述べ、今後も引き続きコンサートを開催していくことを約束し、盛大な拍手の中終了となりました。
終了後、「とても素晴らしく、皆さんの歌声で元気をもらいました」と職員に感謝の気持ちを伝えてくださる患者さんもおられました。

 次回の院内コンサートは12月17日(土)を予定しています。皆様のご来場をお待ちしています。