桐朋学園大学音楽学部研究生等による院内コンサートが10月13日（土）、外来棟待合ホールで行われました。

　このコンサートは1999年7月から年4回、桐朋学園のご厚意により行われており、今回は今年度3回目の開催となりました。入院患者さんやお見舞いにいらっしゃった方々で会場はほぼ満席となり、集まった皆さんは、美しく、迫力ある歌声に熱心に耳を傾けていました。

　この日はまず、滝廉太郎作曲「箱根八里」、山田耕作作曲「この道」などの日本の名歌から始まりました。
　その後は、「アヴェ・マリア」、「フニクリ・フニクラ」などの海外の馴染み深い曲、最後は「川の流れのように」、「見上げてごらん夜の星を」などの日本の歌謡曲で多彩な全１４曲を披露していただきました。

　また、曲と曲の合間には解説があり、聴衆が曲をより深く楽しめるようなプログラムとなっていました。
　全プログラム終了後には、本学園松田博青理事長のアンコールにより、プログラムにはなかった曲「心に花を咲かせよう」、「夕やけこやけ」を歌っていただき、会場が一体となり盛り上がりました。

　最後に、本学園松田理事長が桐朋学園の皆様への感謝の言葉を述べ、今後も引き続きコンサートを開催していくことを約束し、盛大な拍手の中終了となりました。

　終了後、「初めて来たが、素晴らしい歌声に感銘を受けたので、また聴きに来たい」と職員に感謝の気持ちを伝えている患者さんもおられました。

　次回の院内コンサートは12月22日（土）を予定しています。皆様のご来場をお待ちしています。