第62回 桐朋学園院内コンサートが開催されました

作成日時:2014年10月27日

 桐朋学園大学音楽学部の生徒さんによる院内コンサートが10月18日(土)、外来棟待合ホールにて開催されました。このコンサートは1999年7月から毎年4回、桐朋学園のご厚意により行われています。第62回となる今回はピアノによる演奏が行われ、入院患者さんやお見舞いに来られた方など約150名が会場に集まりました。
 今回のコンサートは桐朋学園大学音楽学部の久保山菜摘さん、中迫研さんの2名にご出演いただき、1曲目は連弾でW.A.モーツァルトの「4手のためのピアノ・ソナタ 二長調 第1楽章」続いて、中迫さんソロのC.ドビュッシーの「ベルガマスク組曲より3.『月の光』」や連弾でのA.ドヴォルジャーク「スラブ舞曲集 第2集ホ短調」、久保山さんソロのF.ショパンの「ピアノ・ソナタ第2番 第1楽章」などの演奏で会場を魅了していました。最後は、連弾にてJ.ブラームスの「ハンガリー舞曲集」を演奏され、リズミカルな曲に集まった方々は耳を澄ませていました。
 アンコールでは秋にちなんだ「赤とんぼ」、コミカルな曲の「オールアメリカンホームタウンバンド」が披露され最後の曲を楽しみました。
 プログラムの終わりに、本学園の松田博青理事長より、桐朋学園の小柳理事長をはじめ関係者の皆様の厚意に謝辞が述べられました。桐朋学園の小柳理事長から「本日は、ピアノ演奏でしたが、秋というと『このあかるさのなかへひとつの素朴な琴をおけば秋の美しさに耐えかねて琴は静かに鳴りいだすだろう』との八木重吉の詩を思い出します。松田理事長、関係者の皆様に厚く御礼申し上げると共に、最後まで熱心に聴いてくださった来場者の皆様に感謝いたします。」とお礼の言葉がありました。

 次回の院内コンサートは12月20日(土)を予定しております。皆様のご来場を心よりお待ちしております。