「日ごろから心構えを」井の頭・三鷹両キャンパスで総合防災訓練を実施

作成日時:2016年09月01日

 8月30日(火)から9月5日(月)までの防災週間に合わせて、「防災の日」の9月1日(木)、震災総合防災訓練が井の頭キャンパスと三鷹キャンパスで行われました。

 井の頭キャンパスでこの日午前行われた自衛消防訓練には、教職員約50名、三鷹本部より4名、井の頭警備室(CSP)職員と中央監視室の職員7名の、合わせて60名以上が参加しました。
 参加者は、まず井の頭キャンパス防火・防災管理者の森芳久副部長と警備室の小藤義勝隊長から訓練の目的やキャンパス内の防災設備全般についての説明を受けたあと、E棟1階で防火扉、防火シャッターなどを視察しました。続いて非常放送設備についての説明があり、あらかじめ担当になっていた職員が、各棟でそれぞれ警備室職員の指導を受けながら非常放送訓練を体験し、最後にE棟1階及びキャンパスプラザで放水訓練と消火器訓練を体験してこの日の訓練を終えました。
 訓練のあと、総務部の吉田勝美副部長から、「常に防災の意識を持ち続け、いざという時に行動を起こせるように訓練を継続していってください」と講評がありました。
 

      放水訓練            非常放送設備の体験   

 一方、午後三鷹キャンパスで行われた訓練には約120名の職員が参加しました。
 「三鷹市で震度6強の地震が発生した」という想定で午後2時に館内に地震発生を告げる非常放送が流れると、各部署で身の安全確保や避難経路・被害状況の確認など初動対応訓練が行われました。病院では災害対策本部が設置され、各部署から報告される被害状況の情報収集や分析が進められました。
 本部・病院地区・学校地区の自衛消防隊員は非常放送と同時に防災センター前に集まり、部隊編成をしたあとセンタープラザでの初期消火訓練に臨み、消火器を使って火元を想定した的に向けた放水や、散水栓を使用した放水体験を行ったりしました。
 会場の一角では、栄養部や病院庶務課の職員たちによる炊き出し訓練があり、200名分のアルファ米のほか、保存用の水や缶詰、クラッカーなどが参加者に配布されました。
 最後に正木忠彦副病院長から講評があり、「いつ災害が起こるか分かりませんので、今後も皆さんのご協力をよろしくお願いします」と呼びかけました。
 

     災害対策本部            初期消火訓練        

 

     炊き出し訓練          正木副院長による講評