三鷹市老人クラブ連合会と共催で健康長寿講演会

作成日時:2017年02月09日

 2月7日(火)、三鷹市教育センターで、当院と三鷹市老人クラブ連合会との合同行事として健康長寿講演会を開催しました。今回は、耳鼻咽喉科の齋藤康一郎教授による講演と、リハビリテーション室 間藤翔悟言語聴覚士による声の老化に対する音声治療の実演が行われ、三鷹市老人クラブ連合会の会員約70名が参加しました。


高橋会長の講演会紹介

岩下病院長の挨拶

 三鷹市老人クラブ連合会の高橋景市会長の開会の挨拶に続いて、当院の岩下光利病院長が「ご自身の加齢による音の聞こえ方などの体験談を話し、講演内容を日常の生活に活かしてください」と挨拶しました。

 このあと、耳鼻咽喉科の齋藤康一郎教授が講演し、加齢による聴力や味覚、嗅覚の変化の起こり方、難聴と認知症の関係、治療方法などを解説し、「少しでも不安があれば、病院で診てもらうようにしてください」と呼びかけました。

 続いて、リハビリテーション室の間藤翔悟言語聴覚士が、声の老化と音声治療について説明しました。参加者は、間藤言語聴覚士のキーボードに合わせて発声を行い、発声に関わる喉の筋肉の筋力アップとバランスを整えるための機能拡張訓練を体験しました。
 講演会終了後には、院内で介護ショップなどを運営している杏林学園関連会社㈱KRLから、砂糖を使っていないキャンディなどのプレゼントが配られました。
 参加者からは、補聴器の使用に関する質問や「発声機能拡張訓練で声の老化が改善することがわかった」といった感想が聞かれました。


齋藤教授による講演

間藤言語聴覚士による発声機能拡張訓練