ギャラリーで「Group 一期一絵展」を開催

作成日時:2017年08月02日

 第2病棟のギャラリーアートスペースで、8月1日(火)から「Group一期一絵展」と題した、8名のアーティストの作品展を開催しています。
 今回のグループ展は、この会場で7月に展示を行った剪画師 小沢直平さん(二代目直平)の呼びかけに応じたアーティストが集まり開かれました。今回で4回目で、会場には日本画やイラストなど様々な手法で制作された25点の作品が展示されています。
 
 このうち、natyu(ナチュ)さんの作品「日回り(ひまわり)」は、ナイフで絵柄を切り出し台紙に張った剪画で、鮮やかなひまわりが観覧車にも表現されています。ひまわりの観覧車が一周する中で、つらく暗い時もあれば明るい時も来ることを訴えています。ひまわりの種の部分、中央の精緻な幾何学も見どころです。

 杉村朋実さんの「水面を望む」は、岩絵具などを使った作品で、独特の色彩と筆使いが柔らかさを醸し出し、見る人のこころをほっとさせます。

 この展示会は、8月30日(水)まで開かれています(*日・祝日休み)。


             右:「日回り(ひまわり)」(剪画)natyu(ナチュ)・作
左:「水面を望む」(雲肌麻紙、岩絵具等)杉村朋実・作

                    左:展示者の皆さん