三鷹市老人クラブ連合会と共催で健康長寿講演会を開催

作成日時:2015年09月16日

 9月15日(火)、三鷹市公会堂さんさん館において、当院と三鷹市老人クラブ連合会との合同行事として健康長寿講演会を開催しました。15回目となる今回は、腎臓内科 要伸也教授と、栄養部 小田浩之管理栄養士が講演を行い、三鷹市老人クラブ連合会会員と一般市民合わせて約60名が参加しました。
 はじめに、三鷹市老人クラブ連合会会長の高橋景市氏より「今回は腎臓病の講演会です。高齢になると人工透析を受ける人が増えてきます。今日の講演を聴いて正しい食生活を守り、100歳を目標に健康に生きていきましょう」と挨拶がありました。
 当院からは岩下光利病院長が「当院は三鷹市の医師会に所属していますので、皆さんと一緒に、健康に100歳まで生きられる三鷹市を作っていきたいと思っております」と挨拶を述べました。
 このあと、『腎臓病にならないために』と題した講演会が行われ、要教授は腎臓の構造や働き、腎臓病には慢性腎臓病と急性腎障害の2種類あることなどを解説し、「腎臓病の症状が3ヶ月以上続く慢性腎臓病は動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳卒中にもなりやすくなります。早期から生活習慣を見直し、腎臓を守ってください」と呼びかけました。
 続いて、小田管理栄養士より「腎臓にやさしい食事の基本」と題し、年齢が上がるにつれて食塩摂取量が増える傾向にあること、減塩に取り組むには食品に含まれた食塩量を知る必要があることなどを紹介しました。
 講演会終了後、今回も杏林学園関連会社で当院のデイリーストアを運営している㈱KRLより、カロリーゼロのキャンディーやハンカチのプレゼントが配られました。
 参加者からは「とても勉強になるので毎回参加しています。今回のお話を聴いて、食生活を見直したいと思います」といった感想が聞かれました。


岩下病院長の挨拶

要教授による講演

小田管理栄養士による解説

会場のようす