夏休みに中学生・高校生が院内ボランティアを体験

作成日時:2017年08月25日

当院では、みたかボランティアセンターからの依頼を受け、毎年夏に中学生以上の希望者を受け入れ、院内でのボランティアを実施しています。
 12回目の今年は、8月21日(月)~23日(水)、23日(水)~25日(金)の3日間に2名ずつ、合計4名の中学生、高校生が参加しました。
 当院ボランティア委員の看護師や職員から、挨拶や患者さんへの接し方、誘導方法などを教わった後、外来棟1階で自動再来受付機の操作補助や院内の案内誘導を中心に行いました。
 始めは、緊張のため患者さんへ掛ける声が小さかった参加者たちは、2日目以降徐々に慣れて、笑顔ではきはきと挨拶や誘導をすることができました。
 3日間の体験後には、ボランティア委員から感謝の言葉とともに、「体験ボランティア修了証」と記念品が手渡されました。
 数年前にこのボランティアに参加した姉に薦められたという世田谷区の私立高校1年生は、「挨拶は一瞬のことですが、患者さんにどういう印象を残すのか、どう受け止めてほしいのかを意識して受け答えをしました。将来は医師を目指していますが、貴重な体験をすることができました」と、充実感をかみ締めながら感想を述べていました。
指導にあたった今野里美看護師は、謝意と共に、「挨拶だけの声掛けだったとしても、患者さんはエネルギー溢れる皆さんに触れることで、元気をもらうことができます。わずか3日間の体験ですが、自分の強み、弱みに気づき、成長のきっかけになったのではないでしょうか。今回の体験をどうか大切にしてください」と参加者へエールを送りました。

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