平成三十年度 集中ケア認定看護師教育課程 入学式を挙行

作成日時:2018年09月04日

 集中ケア認定看護師教育課程 第十期生の入学式が9月3日(月)、第2病棟4階教育課程教室で行われました。
 当院では、クリティカルケア部門で熟練した技術と知識を備えた看護師を育成するため2009年から本教育課程を行っています。現在、集中ケア認定看護師の養成機関は当院が日本で唯一となり、今年度は、北海道から福岡まで全国各地から33名の看護師が入学しました。
 入学式ではまず市村正一病院長から、「高い倍率を超えて入学した優秀な皆さん、来年3月まで7ヶ月間と長期間の研修になりますが、共に学ぶ仲間と親交を深めながら頑張っていってください。さらに、本教育課程を修了した後、5月に行われる認定看護師認定審査に無事合格し、現場で活躍していってください」と励ましの言葉が送られました。
 続いて赤木美智男総合研修センター長が入学への祝辞を述べると共に、「これから皆さんは、本教育課程で専門性の高い知識や技術を学びます。しかし、医学は常に進歩していきます。この教育課程が修了した後も、絶えず学び続けていってください。また、学んだ知識や技術はいつかは古くなってしまいますが、苦労を分かち合った仲間との交友は長く続くものです。仲間を大切に、最後までやり遂げてください」と激励しました。
 道又元裕看護部長は、2020年度に開始予定の認定看護師教育課程の新制度に触れながら、「教員や当院の設備などの環境を存分に活用して、クリティカルケア部門の専門性を深めていってください」と助言しました。
 その後、七期生と九期生の卒業生一同からそれぞれ寄せられた祝電が紹介され、研修生代表の吉村尚樹さんが「これから7ヶ月間、集中ケアの本質に迫り、充実した教育の中で、専門性を高めるのみならず、思慮深く物事と向き合えるよう、初心を忘れずに研修生同士研鑽していきます」と誓いの言葉を述べ、会場に熱意が満ちる中、式は終了しました。


式辞を述べる市村病院長

道又部長からの祝辞

赤木総合研修センター長からの祝辞

左:研修生代表吉村さんと誓いの言葉を
受ける尾野敏明主任教員