病院給食での賞味期限を過ぎたドレッシングの提供について

作成日時:2018年10月04日

 入院中の患者さんへの病院給食で、10月1日に提供したドレッシングのなかに賞味期限を過ぎているものが210食分ありました。
 患者さんの健康被害の報告はありません。
 病院給食の提供にあたって確認を徹底してまいります。

経過
・10月1日の昼食に添えられた個別包装のサラダ用ドレッシング(ノンオイル・シーザーサラダ味)が賞味期限の9月30日を1日過ぎている、という指摘が患者さんなどからありました。
・当日準備したこの種類のドレッシングは210食分で、このうち42食分は食事前に回収しましたが、168食分が患者さんに提供されました。
・提供した患者さんにお詫びするとともに、体調に変化があったときなどは申し出ていただくよう説明しました。現時点で健康被害の報告はありません。
・所管の東京都多摩府中保健所には10月3日に報告しました。

原因
・今年8月14日に商品が納品された際、賞味期限が9月30日と11月3日の商品が混在していました。
・その後、食品保管庫からの搬出時や配膳する際に、賞味期限内であるかどうかの最終確認が充分に行なわれていませんでした。

再発防止策
・院内の給食事業を委託している業者や栄養部での賞味期限の管理を徹底します。
 また、現在の管理方式についても検証し改善してまいります。

杏林大学医学部付属病院
病院長 市村正一