秋の火災予防運動 付属病院で消防演習等を実施

作成日時:2018年11月19日

 全国秋の火災予防運動が11月9日(金)から15日(木)まで全国で一斉に実施されたことに伴い、16日(金)、本学園の自衛消防隊と三鷹消防署の消防部隊が連携した消防演習が付属病院センタープラザで行われ、看護師や事務職員約130名が参加しました。
 演習は、外来棟3階にある小児科のスタッフエリアで火災が発生し、初期消火活動を行ったものの、3階に1名、7階屋上に2名の職員が取り残されたという想定で行われました。はじめに、三鷹消防署のはしご車2台による、取り残された人たちの救助救出訓練が行われ、救出完了後に、消防署のポンプ隊とはしご隊2隊、本学園自衛消防隊の計4隊による一斉放水での消火訓練を行いました。
 演習終了後、三鷹消防署の小森身智世署長から「現在、火災の原因で最も多いのは火ではなく、電気です。私たちのすぐ身の回りに火災の原因があります。今後も、この消防連携の機能を維持し、火災の予防に努めてください」と自衛消防隊の機敏な行動への労いと挨拶がありました。
 続いて、市村正一病院長は「火災はいつ起こるかわかりません。日々、火災予防を意識しながら過ごしてください」と参加者に呼びかけました。
 会場ではこのあと、教職員を対象にはしご車搭乗体験や消火器を用いた初期消火訓練、煙体験も行われました。参加者からは、「消防演習に何度か参加していますが、訓練を通して、日頃から防火防災に備えられるようになりたいです」などの感想が聞かれ、火災予防への意識をより一層高めていました。

 
はしご車での救出            一斉放水
 
小森消防署長              市村病院長
 
煙体験                 初期消火訓練