「快復を願って」付属看護専門学校生がキャンドルサービス

作成日時:2018年12月14日

 クリスマスの足音が近づいた12月13日(木)夜、本学医学部付属看護専門学校の学生達が当院の各病棟を訪問し、キャンドルサービスを行いました。
 このキャンドルサービスは、学生達が日頃臨床実習でお世話になっている患者さんへ感謝の気持ちを贈るために毎年行っているものです。

 今回は約110名の学生が参加し、1ヵ月程前から合唱の練習をしたり、一枚ずつメッセージを添えた手作りのクリスマスカードを準備したりしていきました。
 当日は4つのグループに分かれ、キャンドルを灯して、5つある病棟を「もろびとこぞりて」「ひいらぎ飾ろう」などのクリスマスソングを合唱しながら、周っていきました。
 各フロアに歌声が響くと、患者さん達は病室から出てきて聖歌隊の行進に見入りました。サンタクロースやトナカイに扮した学生達は、患者さんへクリスマスカードを手渡し、起き上がれない患者さんへは、ベッドの傍で「早く快復されますように」と声を掛けながら渡していきました。「こんなプレゼントをもらえるなんて思ってもいなかった」と涙を浮かべながら喜ぶ人や学生達の歌声を録音し繰り返し聞き入る人の姿もありました。
 昨年に続き参加をした3年生からは、「キャンドルサービスは、患者さんに直接言葉を掛けられる貴重な機会なので、参加することができて嬉しいです」などの感想があがっていました。

 
 
手作りのイラストとメッセージを添えたカード