平成27年秋の火災予防運動・消防演習を実施

作成日時:2015年11月16日

 全国秋の火災予防運動が11月9日(月)から15日(日)まで実施されていることにちなみ、杏林大学病院では当院の自衛消防隊と三鷹消防署合同で11月13日(金)、消防演習を行いました。
 演習は、外来棟3階にある小児科の給湯室で火災が発生し、初期消火活動を行ったものの、3階に1名、6階屋上に2名の職員が逃げ遅れたという想定で行われました。
 センタープラザで、三鷹消防署のはしご車2台による救助救出訓練が実施され、救出完了後に、消防署のポンプ隊とはしご隊2隊、本学園自衛消防隊の計4隊による一斉放水での消火訓練が行われました。
 演習終了後には講評として、第八消防方面本部 鈴木浩永本部長から、自衛消防隊の機敏な行動への労いとともに、「今後もより一層訓練に励んでください」とエールが送られました。続いて三鷹消防署 水野寿署長は、「いざという時に適切な対応ができるように消防訓練を継続してください」と述べました。最後に岩下光利病院長は、参加者全員へお礼を述べ、自衛消防隊へ「患者の避難誘導もきちんとできるよう、今後もしっかりと訓練に取り組んでください」と呼びかけました。
 その後、自衛消防隊員や病院・学園関係者および一般の見学者を対象にした消火器での初期消火訓練やはしご車搭乗体験を実施しました。
 消火器の操作説明を受けながら、放水訓練をした医療技術職員からは、「消防演習に何度か参加をしていますが、訓練を通して、日頃から防火・防災に備えられるようになりたいと思います」と感想が聞かれました。
 

                  屋上からはしご車での救出訓練

 

一斉放水での消火          鈴木本部長

 

水野署長              岩下病院長

  

はしご車体験