電話0422-47-5511

  1. トップページ
  2. 病院概要
  3. 健康ひとくちメモ
  4. うつ病にならないために 3つのR

うつ病にならないために 3つのR

sample

 現代ではうつ病はよくみられる病気のひとつであり、日本ではおよそ10 人に1 人はうつ病になるといわれています。うつ病は素因(生まれつき持っているうつ病になりやすい傾向)がある人にストレスが加わることによって生じます。今の社会ではストレスを生じさせる要因が多いことが、うつ病の増加をもたらしていると考えられています。
 ということは、ストレスに負けないようにすれば、うつ病になることを防ぐことができるということです。ストレッサーといわれるストレスの要因は身の周りにいくらでもあります。それは、今日一日の職場での上司や部下とのやり取りを振り返ってみればすぐに理解できます。大切なことは生じたストレスを溜めないということです。
 人は誰でもストレスに対してある程度は抵抗力がありますが、ストレスが続けば、やがて心は歪み、素因を持つ人はうつ病へと陥ってしまうことがあります。ストレスを翌日に持ち越さないようにするには、次に示した3 つのRを心がけることがよい方法です。


<ストレスを溜めないための3つのR>

Rest(休養)
疲れた脳と体を休ませるには、十分に良い睡眠をとることがとても大切です。
Relaxation(癒し)
音楽を聴いたり、アロマセラピーを楽しんだりしてくつろぐことをお勧めします。
Recreation(活性化)
軽い運動やぬり絵などのほか、簡単な楽器を演奏するなど、少し体を動かしながら遊びを心から楽しむことで、脳や体を活性化します。

 3つのRの手段は大げさなものでは毎日続けることができません。簡単ですぐに始められるものをいくつかレパートリーとして持っているとよいでしょう。
 ストレスを溜めない基本は「早寝、早起き、3度のメシ」といいますが、働くものにとっては、なかなか実行することができません。それよりも3 つのRを積極的に取り入れて、忙しい日々の中でストレスを弾き出すようにして下さい。
 うつ病は自殺まで考えてしまうとてもつらい病気です。ストレスを防ぐちょっとした工夫を心がけて、うつ病を防いで下さい。

(古賀良彦:杏林大学医学部教授 精神神経科)

杏林大学新聞 第4号より抜粋
病院概要
医療安全管理・感染対策
施設のご案内
新着情報
情報公開
患者支援センターのご案内
人間ドックのご案内