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循環器内科阿部敦子医員が米国不整脈学会でYoung Investigator Awardsを受賞
作成日時 2010年05月31日


医学部第二内科(循環器内科)学教室の阿部敦子医員が、2010年5月12日から15日の4日間米国コロラド州デンバーで開催されたHeart Rhythm Society(HRS)において臨床部門のYoung Investigator Awardsを受賞し、5月14日のPresident Receptionで顕彰されました。
HRSのYoung Investigator Awardsは、学会開催日の数ヶ月前に未発表の論文を提出し、10名の審査員の投票により優れた40歳以下の若手研究者に授与される大変名誉な賞です。

阿部医員の研究題目は「Circadian Variation of Late Potentials in Idiopathic Ventricular Fibrillation Associated with J Waves:Insights into Alternative Pathophysiology and Risk Stratification.」で、J波を伴う特発性心室細動の機序をこれまでとはまったく異なる理論で説明し、その妥当性を立証するのと同時に、J波を伴う患者のリスク層別化の手法にまで踏み込んだ内容となっています。研究はすべてが杏林大学で行われました。この研究により、J波を伴う特発性心室細動患者のリスク評価のあり方が変わっていくと思われる大変意味のある貴重な臨床研究といえます。

HRSは不整脈領域においては最も権威のある学会であり、世界の不整脈医はこの学会に演題を通すために日々研究しているといっても過言ではありません。今回の受賞は、日本で行われた研究でかつ日本の施設からの応募としては初めての受賞であり、大変な快挙だと思っております。このような名誉な賞を受賞された阿部医員には、今後さらに研究を発展させていただきたいです。

なお、阿部医員は本年3月に本学大学院医学研究科を卒業しましたが、本研究で学位を取得しました。

医学部第二内科(循環器内科)学教室
 
教授 池田隆徳


学会でのYIA授賞式の直後に撮影。中央が本人。右側は池田隆徳教授、左側は池田教授の共同研究者である滋賀医科大学の芦原貴司先生

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