救急総合診療科
当科について
救急総合診療科は、成人の非外傷性急病患者さんと小児・成人の外傷性急病患者さんの初期診療(いわゆるER業務)にあたる部門です。
一般的な内科疾患から脳卒中や交通外傷、頭部外傷など幅広い領域の救急診療を一手に引き受けます。当院各診療科と密接な連携を取り、入院が必要な場合は迅速に入院担当科に診療を引き継ぎ、外来通院が必要な場合は当科もしくは院内の専門外来で診療を継続します。
また、地域の医療機関との連携を重視しており、救急のご紹介も随時お受けしています。当救急外来で拝見した後に、ご希望により、その後の診療をかかりつけ医の先生方や、お近くの医療機関へご紹介することも行っています。
杏林大学医学部付属杉並病院は、東京23区の西に位置する杉並区にあり、区内最大の病床数を誇る病院です。また、中野区、世田谷区、渋谷区、練馬区、三鷹市、武蔵野市などと隣接しているため、極めて多くの患者さんが受診されます。 専門分化が進む現代の医学・医療の中で、むしろあらゆる病態に迅速に対応できる病院は少なくなっており、これを実現していることが当診療科の特色と言えます。
外来担当表
スタッフ紹介
診療科長/副院長/特任教授
高橋 信一(たかはし しんいち)
- 出身大学
- 杏林大学医学部(1976年卒業)
- 専門分野
- 消化器病全般、特に胃疾患、食道疾患、ピロリ菌感染症
過敏性腸症候群、慢性肝臓病、脂肪肝、胆石症 - 資格・認定
-
- 医学博士
- 日本内科学会認定総合内科専門医
- 日本消化器病学会認定消化器病専門医
- 日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医
- 日本肝臓学会認定肝臓専門医
- 日本消化管学会認定胃腸科専門医
- 日本ヘリコバクター学会認定H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医
- 日本カプセル内視鏡学会認定医
- 日本感染症学会インフェクション・コントロール・ドクター(ICD)
- 経歴
-
- 1976年3月
- 杏林大学医学部卒業
- 1976年6月
- 杏林大学医学部付属病院研修医
- 1980年6月
- 杏林大学医学部助手(内科学(Ⅲ))
- 1989年4月
- 杏林大学医学部講師(内科学(Ⅲ))
- 1992年10月
- 杏林大学医学部助教授(内科学(Ⅲ))
- 1993年4月
- Research Fellow、Harvard Medical School
(Beth Israel Hospital, Dr. William Silen) 2年間 - 1999年4月
- 杏林大学医学部教授(内科学(Ⅲ))
- 2004年4月
- 杏林大学医学部付属病院内視鏡室長 兼任
- 2010年4月
- 杏林大学医学部付属病院副院長、同医療安全管理部長兼任
- 2016年4月
- 立正佼成会附属佼成病院副院長(内科部長)
杏林大学医学部特任教授 - 2021年4月
- 杏林大学医学部客員教授
- 2024年4月
- 杏林大学医学部付属杉並病院副院長
杏林大学医学部特任教授
教授
長谷川 浩(はせがわ ひろし)
急な病気の患者さんを診療するという救急外来の性質上、取り扱う疾患は限定していません。具合が悪く、すぐに診療が必要と思われる患者さんはどなたでも受診いただけます。また地域医療機関からのご紹介も受け付けています。
- 出身大学
- 千葉大学(1989年卒業)
- 専門分野
- 高齢者救急、総合診療
- 資格・認定
-
- 日本専門医機構総合診療 専門医・指導医
- 日本内科学会 指導医、専門医
- 日本循環器学会 専門医
- 日本プライマリケア連合学会 認定医、指導医
- 日本老年医学会 代議員、指導医、専門医
- 日本認知症学会 指導医、専門医
- 日本動脈硬化学会 評議員
- 経歴
-
- 1989年
- 千葉大学医学部卒業
- 1991年
- 慶應義塾大学医学部老年科学教室助手
- 1992年
- 北里研究所病院内科医員
- 1993年
- 慶應義塾大学医学部老年科学教室助手
- 2000年
- 米国Wake Forest University Section of Cardiology Research Fellow
- 2003年
- 杏林大学医学部高齢医学教室助手
- 2005年
- 杏林大学医学部高齢医学教室学内講師
- 2008年
- 杏林大学医学部高齢医学教室講師
- 2013年
- 杏林大学医学部高齢医学教室准教授
- 2018年
- 杏林大学医学部総合医療学教室臨床教授
- 2021年
- 杏林大学医学部総合医療学教室教授・付属病院救急総合診療科長