第29回看護専門学校戴帽式
杏林大学看護専門学校のこれから病院での看護実習が始まる学生にナースキャップを授ける戴帽式が11月19日(金)、三鷹キャンパスで行われました。
戴帽式は、約1年半に渡って看護の基礎を学んだ後、いよいよ病院での実習が始まる第2学年の学生にナースキャップを授ける恒例の行事で、この日は、ご父兄、在校生らが見守る中、看護学生101名が戴帽式に臨みました。
式ではまず長澤俊彦学長が「使命感を持って看護師としての役割を果たしてほしい」と激励しました。その後、学生一人ひとりにナースキャップが着けられました。
式を終えた学生からは「ナースに一歩近づいた気がする」「3年生の励ましの言葉を胸にがんばりたい」「嬉しい反面不安もある」「今日、両親が仕事でこられなかったのは残念だが、これからもがんばりたい」という声が聞かれ、記念撮影後はほっとした笑顔であふれていました。長澤俊彦学長式辞・・・・・・・・・・
本日皆さんが迎えた戴帽式という大切な式典の意義を十分理解して看護師への道を歩んでください。
その意義とは、まず看護の基礎を学んで 実際患者様に接して看護の技術を学ぶことです。そして先端医療を行う本院では多くの看護スタッフによるチーム医療を行っているので、その中でどう動いたら患者さんのためになるのか学んでください。最後に患者様に接する時間が最も長いのが看護師です。大切なキーパーソンとして病室などでの役割を先輩看護師から学んでください。
ナイチンゲールが残した言葉のように「看護師としての使命感に燃え、看護の意味を十分理解して」この道を進んでください。
北本清看護専門学校長訓示・・・・・・・・・・
立派な看護師になるという皆さん全員の思いが、この式に参加している方々に感動とすがすがしさを与えているのだと思います。
これから皆さんが病棟で行う実習は厳しく緊張感のあるものです。そしてその実習は患者様の協力がなくてはできないものです。
患者様の元に足を運び、笑顔で対応し、手を差しのべられるようになってください。皆さんにはたくさんの患者様を助ける仕事が待っています。寸刻も無駄にせず、患者様や一緒に働く医療スタッフの期待に応えられるようになってください。2004.11.22