平成16年1月 別科修了式
 
 留学生が大学学部や大学院に入学する前に1年間日本語を学ぶ本学の別科日本語研修課程の平成16年1月修了式が1月28日午前本学八王子キャンパスで行われました。今回別科を修了するのは、別科生23名、交換留学生5名、委託留学生1名の計29名で、国別内訳は中国23名、韓国4名、台湾2名の留学生が藤井明国際交流センター長から修了証書を授与されました。

 このあと河原崎幹夫別科長が、「修了生のみなさん、本日はおめでとうございます。今までは別科で外国人留学生だけで勉強してきましたが、これからはそれぞれ学部等に進んで日本人学生と一緒に勉強していくことになります。是非日本人のいい友達を作ってください。その友人たちをお手本にした学習態度でこれから勉強に臨めば、必ず成功すると思います。 
 これから寒さが厳しくなりますが、是非これを乗り切り、これからの新しい進路に向けて頑張ってください。」と挨拶し、修了生を激励しました。

 つづいて教職員代表として千葉洋総合政策学部長が、「皆さんは『風土』という言葉を知っていますか。『風土』とはその土地の気候や地形だけでなく、そこに住む人々の習慣や文化も含めた大きくて深い意味を持った言葉です。こうした『風土』の違いはこれから勉強していく上で大変重要なキーワードです。この風土を知る1つの『道具』として是非語学に習熟してください。これから経済・経営・法律等日本社会のいろいろな面を皆さんが学ぶ上で必要なのが『風土』に対する理解です。是非世界地図等をよく見て、そこから語りかけて来るものを是非学び取ってください。」と挨拶しました。