杏林大学公開講演会
EU統合の進展と日本 
 杏林大学総合政策学部 客員教授 木村 崇之
前 欧州連合日本政府代表部大使、外務省参与
    
 欧州においてはEU(欧州連合)がユーロという共通通貨を導入し、本年5月にはさらに10カ国が加入して25カ国の体制になる等、統合が進展しています。

 このような欧州統合の進展が欧州域内の政治・経済にどのような変化をもたらしているのかをお話し、イラク戦争に対する姿勢に見られるような米欧関係の変化、ロシアとの関係の変化、世界における欧州の比重の向上等、いずれも歴史的な変化が起きていることを説明します。

 またそのような流れの中で日本として欧州とどう付き合い、アジアにおいてもどう行動したら良いのかを、講演者がEU代表部大使として勤務した現場での印象を交えてお話します。

●講師プロフィール●

日時 平成16年10(土)
午後1時30分から午後3時
会場 三鷹キャンパス・大学院講堂

〈入場無料・申込不要〉