杏林大学公開講演会
 高齢化社会における美容医療
−より若々しく、美しく生きるために−
  
 ●杏林大学健康と医療シリーズ4
 杏林大学医学部 形成外科学 教授 波利井 清紀
  
 日本人の高齢化にともない、中高年者の社会活動が活発になり、また、女性が企業などで活躍する機会も増えている。
 これにともない、顔面など人目につく部位の若返りや抗加齢がクローズアップされ、さまざまな化粧品やサプリメントが販売されている。
 しかし、これらの効果は宣伝ほどではないものが多く、最終的には美容医学的治療によるアンチエイジング医療の進歩が待たれる。
 形成外科には古くから美容外科が発達しているが、日本では美容整形の悪いイメージが強いのが残念である。
 しかし、最近では多くの大学においても美容外科診療が行われており、特に、中高年者がより若く、美しく生きるために良質の美容医学的治療が行われるようになってきたので、その進歩を紹介する。

●講師プロフィール●
1967年 東京大学卒業前東京大学 医学部 形成外科学教室 教授
4月より杏林大学形成外科教授として赴任。マイクロサージャリーのパイオニアとして世界的知名度を誇る。日本形成外科学会理事長を経て現在、日本形成外科学会監事。国際形成外科学会、国際マイクロサージャリー学会ほか、多数の学会を主催


日時 平成16年1113(土)
午後1時30分から午後3時
会場 三鷹キャンパス・大学院講堂

〈入場無料・申込不要〉