救急救命士国家試験、受験者21名全員合格


      

 平成12年度に本学保健学部に開設した救急救命士課程では、この3月はじめての卒業生が社会に巣立っていきました。救急救命士とは、その資格が平成3年に法制化され、厚生労働大臣の免許を受けて、救急車内などで医師の指示のもとに「救急救命処置」を行うことができる資格です。
 本学ではこの救急救命士を養成するために保健学部に同課程を開設したもので、同学部の臨床検査技術学科、あるいは保健学科へ入学した学生が救急救命士課程を修了すれば、卒業時に救急救命士国家試験の受験資格を取得することができます。
 この春卒業を迎えた21名が3月21日の国家試験を受験しました。4月21日の厚生労働省の発表によれば、本学の受験した21名全員が合格しました。
 この合格した21名の救急救命士課程を修了した卒業生は、すでに東京消防庁や各県・市の消防本部(消防署)・一般企業など、救急救命士を必要とする諸機関に就職し、新人として各職場で研修を受けながら将来の幹部候補生として日々の業務にあたっています。
 


                  
              
                      救急救命課程でのシミュレーション光景


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