東京薬科大学と姉妹校締結
教育研究分野でも協定を結ぶ![]()
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杏林大学と東京薬科大学(東京都八王子市)は、これまでも相互に関連のある教育研究分野において、10年以上個別に連携して研究協力を進めてきましたが、更に両大学の共同研究や交流を進めるため、姉妹校となって教育研究に関してお互いに協力し合うこととなり、その協定の調印式が7月26日、午前11時から杏林大学三鷹キャンパスで行われました。
調印式には東京薬科大学から宮崎利夫理事長、大澤利昭学長、林 正弘薬学部長、高橋健治生命科学部長が、杏林大学からは松田博青理事長、長澤俊彦学長、跡見 裕医学部長、藤原隆明保健学部長が出席し、姉妹校締結書と教育研究協定書に双方の理事長と学長がそれぞれ署名しました。
調印式後は、これまで両大学間で行われていた研究やそれらの研究に携わってきた研究者について、また両大学を取り巻く社会環境や今後取り組むべき学内外の課題などについて、活発な意見が交換されました。
杏林大学ではこれまでに海外の大学22校と協定を結んでいますが、国内の大学と交流協定を結んだのは初めてです。今後、東京薬科大学と杏林大学は医学・保健学、薬学・生命科学の分野で双方の特性を生かして新たな教育・研究を展開していく予定で、当面は「薬物トランスポーター(輸送機構)の研究」など4つのテーマの共同研究を行うことにしています。
なお、姉妹校締結書、教育研究協力に関する協定書の概要は以下のとおりです。
《 姉妹校締結書 》
1、医学、保健学と薬学、生命科学に関する教育・研究の情報交換を行い刊行物等の成果を交換する。
2、教育・研究の振興と交流をはかり、医学、保健学ならびに薬学、生命科学の発展に資する。
《 教育研究協力に関する協定書 》
1、共同研究委員会を組織し、両大学教員間での共同研究を推進する。
2、教職員・学生の教育研究における交流を推進する。
3、学識情報や出版物等の交換を図る。
4、教育研究研究活動の協力推進を図る。
2004.7.26