杏林大学
HOME サイトマップ 入学案内
杏林学園とは 学部案内 大学院案内 図書館・各センター 社会との連携 講演会・イベント案内 学生生活 キャンパス案内
トピックス
トピックス
トピックス
SHATECシンガポール国際ホテルツーリズムカレッジと協定締結
 昨年以来1年以上にわたって協議を進めてきたSHATEC( シャテック)との学生研修プログラム開始がこのほど両者間で合意に至り、11月29日にシンガポールで協力協定の調印式が行われた。
 この調印式には本学から松田博青理事長、長澤俊彦学長、鳥尾克二外国語学部長、黒田有子外国語学部教授が出席し、本学の長澤学長と病気治療のため欠席されたSHATEC最高経営責任者パキール・シン博士の代理として出席した補佐のテオ・ポー・キーム氏が協定書に署名をした。

 このプログラムは、2006年度から外国語学部で観光コースを専攻する学生を中心に2名程度を派遣留学生として3ヶ月から6ヶ月SHATECのホテル経営コースまたは観光業務コースに送り込み、その修了証をもって本学において単位の認定をするという内容である。
 杏林大学では、すでに2001年より鳥尾学部長、岩ア公生外国語学部教授を中心に毎年9月にシンガポール観光実習を実施してきており、この実績の上にSHATECとの更なる友好協力関係を築くべく今回の協定締結となった。

 SHATECは、シンガポールホテル協会(SHA)が1983年に設立し、政府の支援も受けて運営する世界屈指のホテルツーリズムカレッジである。
 急速に進化をするホスピタリティ産業の多様なニーズに対応できる即戦力人材を育成する教育機関で、理論と実践の両方を重視するそのプログラムは、政府、産業界をはじめ、米国のマサチューセッツ大学などからも高い評価を受け、国際機関においても国連開発計画(UNDP)のプログラムやASEAN諸国の観光のための人材開発におけるECのプロジェクトへの貢献をしてきた。
 さらに、SHATECはSHAVILLA(シャヴィラ)というホテルと3つのレストランを運営し、学生がこれらの施設で実習をしながら学ぶことができる体制を整えている。
 今回の協定締結は、外国語学部に従来からある海外留学プログラムに「アジアの中の英語圏」という新たな選択肢を加えることにより、そのラインアップをより充実させ、学生の多様な海外体験へのニーズに応える体制の整備に寄与するものと思われる。

2005.12.2
▲ このページのTOPへ