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私たち、豊田ゼミナール3、4年生は、豊田ひろ子先生を中心に、今回の活動のため、何週間も前から準備をしてきました。たとえばクリスマスツリーのオーナメント作りやクリスマスカードの材料作り、プレゼントのラッピングなど、様々な作業をしました。普段やりなれない作業ばかりで戸惑いや苦労もありましたが、楽しくできたと思います。
そしてついに当日、12月14日(水)。小学校の先生方にも手伝ってもらい、体育館を飾りつけ、子どもたちが来るのをどきどきしながら待っていました。1時30分、元気な90人の子どもたちが入場してきました。私たちは子どもたち1人1人に「Hello!」や「Hi!」などと声をかけたり、ハイタッチをしたりして迎えました。
私たちに「Hello!」と元気よく答えてくれる子もいれば、恥ずかしがって下を向きながら小さな声で「Hello…」と言う子もいました。
はじめにゼミ生1人1人の簡単な自己紹介を行い、続いてゼミの先輩の田中さんによるマジックが披露されました。子どもたちは、私たちゼミ生を小さな目をぱちくりさせて興味津々で下から見上げていました。私はそんな子どもたちがかわいくて、わくわくしてしまいました。
その後、クリスマスゲームとクリスマスカード作りをしました。3年生と6年生グループで4チーム、4年生と5年生グループで4チーム作り、4チームずつゲーム班とカード作り班に分かれ、1チームに1人、ゼミ生が加わりました。
クリスマスカード作りは、表紙に「Dear Father」や「Dear Mother」と贈る人を書き、カード中に「Merry
Christmas」や「Happy Holidays」などと好きなメッセージを書き、最後に「From
○○」と自分の名前を書いてもらいました。
みんなお父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、兄弟など、色々な人に宛てて書いていました。中には、「死んでしまったハムスターに書きたい」という子もいました。短い時間でしたが、とても素敵なカードを作ることができました。
クリスマスゲームは、「福笑い」と「だるまさんが転んだ」をしました。「福笑い」は、「Rock、Scissors、Paper、GO!」という掛け声のじゃんけんでチーム3人の代表者を決め、"Happy
face""Angry face""Sad face"をそれぞれ作ってもらいました。どの班も上手に作れていました。
「だるまさんが転んだ」は、豊田先生が後ろを向いて「reindeer×5」と5回言ううちに、子どもたちが1人1人持っているオーナメントを自分のチームのツリーに置いて、装飾するゲームです。ただし、先生がこちらを振り返って「Stop!!!」と言ったら、止まらなくてはなりません。そして誰か1人でも先生にタッチできたら、そこでゲーム終了。最後に、自分のツリーにいくつのオーナメントが乗ったかを英語で確認して、よくできていたら「Great!!!」と褒めてあげました。みんなはしゃいでいて、とても楽しそうでした。
また全員で、2月に行われるウィンターフェスティバルで発表する、歌の練習をしました。子どもたちは、かわいい振り付けをしながら、大きな声でしっかり歌えていました。歌が終わると、ゼミ生特製のアップルサイダーをみんなで飲み、一休みしました。
そんな時、豊田先生からサンタクロースがみんなのために、プレゼントを持ってきてくれているという情報が入りました。みんなプレゼントという言葉に、目を光らせていました。「Santa
Claus!!!」大きな声で呼ぶと、ゼミ生の井上君扮する"井上サンタ"が登場し、サンタクロースとのゲームに勝ったら、サンタからプレゼントをもらえるということで、みんな必死にゲームに参加していました。
そうするうちに、とうとうお別れの時間が来てしまいました。自分の班の子1人1人の名前を呼んで、「Thank
you」と言ってプレゼントを渡し、握手をしました。とても短い時間だったけど、私のことを先生と言ってなついてくれた子どもたちが、かわいくて仕方ありませんでした。
今回このような活動に参加させていただき、とても勉強になると同時に、自分の無力さに失望しました。先生になるべく英語を使って接するようにと言われ、意識していても、なかなか言葉が出てこなかったり、長い文の説明になると、日本語に頼ってしまったりしました。また、子どもたちが言うことを聞いてくれなくて、走り回ったり、おしゃべりしていたりするときも、強く言えず、集中させることができませんでした。今回は本当に反省点ばかりです。しかし、何よりも子どもたちの楽しそうな笑顔や、純粋な気持ちが本当に新鮮で、私自身とても楽しめました。来年も、高倉小学校英語活動クラブのクリスマスイベントにぜひ参加したいです。貴重な体験をありがとうございました。 |