杏林大学公開講演会
調布市内・近隣大学公開講演会

健やかに毎日を送る・・上手な介護と介護のされ方
杏林大学保健学部看護学科教授 飯田加奈恵
 少子高齢化時代といわれて半世紀、超高齢化時代の到来で現在の私たちの健康課題も随分と様変わりしてきました。
 高齢化の進展に伴って生まれてきた「介護」という造語も今ではすっかり私たちになじんでいます。
 2000年4月から始まった介護保険制度の利用者は当初の心配をよそに年々増えつづけていますが、導入から5年を経て、比較的介護度の低いこの制度の利用者に対するサービスは、日常生活の援助そのものから身体機能の維持・強化を目的とした予防給付へとシフトしてきています。
 
 そこで今回は、健やかな毎日を送るための若干の秘訣と、いざというときの介護の基本や上手な介護のされ方について皆さんとご一緒に考えてみたいと思います。
●講師略歴●

昭和44年3月 聖路加看護大学卒業
千葉大学教育学部、千葉県立養護教諭養成所非常勤講師を経て昭和58年から平成7年まで千葉県立衛生短期大学に勤務。
同年4月から自治医科大学看護短期大学助教授として勤務の後、平成10年4月から杏林大学保健学部に着任、現在に至る。


研究テーマ:看護基礎論としてのターミナルケア、看護倫理。

日時 平成17年11月19日 (土)    13:30〜15:00 
会場 調布市文化会館たづくり・映像シアター(8階)
入場無料・申込不要
杏林大学広報・企画調査室 
財団法人 調布市文化・コミュニティ振興財団