杏林大学公開講演会
痛みの治療
―神経痛とガンを中心に―杏林大学医学部麻酔科教授 巌 康秀 神経ブロックなどの従来からある治療を受けても、とりきれず何年も続く痛みがあります。
その原因は様々ですが、現在、多くの患者様が苦しんでいらっしゃるのが腰、首、顔、手足などの神経痛です。
神経痛の原因は、自分の骨や軟骨が神経をいためつけることによるものや帯状疱疹ウイルス感染によるものなどがあります。
ほかに多いのは、がん初期の痛みです。現在、がん初期から痛み止めを服用し、家族と快適な日常生活をなさっている患者様がたくさんいらっしゃいます。
今回の講演では、新しい内服薬が大きな副作用も起こさず、非常に多くの患者様の痛みをとっているという話をさせていただきたいと思います。●講師略歴● 1979年 慶応義塾大学医学部卒業
1994年 ウエスタンオンタリオ大学客員講師
1998年 杏林大学医学部麻酔科教授
現在、日本ペインクリニック学会評議員、同学会認定医
三多摩緩和ケア研究会常設事務局長 ほか日時 平成17年 7月15日 (金) 17:30〜19:00
会場 杏林大学三鷹キャンパス・大学院講堂(第2病棟4階)
入場無料・申込不要杏林大学広報・企画調査室