杏林大学公開講座
八王子学園都市大学
  釈迦最後の教え「遺教経」を読む
(3回シリーズ)
杏林大学外国語学部教授 中村信幸
(なかむら としゆき)

 詳しくは『仏垂般涅槃略説教誡経(ぶっしはつねはんりゃくせつきょうかいきょう)』ともいう『遺教経(ゆいきょうぎょう)』は、釈迦が沙羅双樹の林に在っていよいよ死に臨み、弟子たちを前にして最後の教えを示したものです。
 仏なきあと弟子たちが歩むべき道が、多くの譬えを使って分かりやすく極めて具体的に説かれています。
 釈迦の遺言ともいうべきこの経を出来るだけ原文に忠実に読みながら、自分の心のありようを見つめ直し、日々いかに過ごしていくべきかを考えようと思います。
●講師略歴●
東京外国語大学中国語学科卒業、
駒沢大學大学院、東京外国語大学大学院の修士課程修了
駒澤大学、東京薬科大学、中央大学商学部、 山梨医科大学などの非常勤講師、大正大学専任講師を経て
現在、杏林大学外国語学部教授
曹洞宗 福寿院(甲府市)、松雲寺(韮崎市)住職   

著書:
大修館書店 『慧能研究』  (共著)
第一出版 『作る心、食べる心』  (共著)
講談社学術文庫『典座教訓・赴粥飯法』 (共著)  など

 


日時 平成17年10月5日、12日、19日 (各水曜)17:20〜18:50
会場 八王子市学園都市センター・セミナー室
受講料有・要申込
お問い合わせは八王子学園都市大学事務局(Tel:0426-46-5621)へ

杏林大学広報・企画調査室 
 財団法人 八王子市学園都市文化ふれあい財団