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杏林大学大学院に進学して

                                                                                                国際開発研究科1年 呉 艶菊

私は中国の少数民族であるダフール族出身です。本国の山東大学のロシア語学部を卒業したうち、中国および世界民族の歴史と文化を研究するため、北京中央民族学院の大学院に進学し、3年前に修士の学位を取得していました。その後、隣国の日本文化に興味をもち、日本への留学を志しました。

現在、私は斎藤教授のもとで、ロシア外交について研究しています。2回目の大学院進学を選んだ理由について、よく皆にきかれます。杏林大学大学院にはたくさんの有名教授がいらっしゃいます。指導教授の斎藤先生や田久保教授や平松教授や倉田先生など先生方がいつも親切にサポートしてくださるので、私の知識欲はますます高まります。杏林大学大学院は研究による新たな発見もさることながら、私の研究視野を広げることができる場でもあると思います。当初異国の生活に不安を持っていた私は、この環境の中で落ち着いて勉強を進めています。杏林大学の大学院を選んでよかったと思います。

これから、私は学んできた知識を活用し、中国語、日本語、ロシア語、英語の資料を収集して、いつでも「知りたい」という「探求心」を満たし、充実した留学日々を過ごしたいです。

学問は生涯を通じて学んでいくものです。私はチャンスがあったら、杏林大学の大学院で博士学位を取得して中国で大学の先生になれればと考えています。日本で学んだ知識やよい考え方をたくさんの若者に伝えたいと思います。