国際交流センター付属別科日本語研修課程 校外研修

 1年間で日本の大学に進学できる日本語の能力を身につけるため、別科日本語研修課程には毎年多くの外国人留学生が入学してきます。今年も日本の歴史と文化を肌で感じてもらおうと、5月30日(金)に校外研修が行われ、教職員の引率のもと69名の学生が古都鎌倉を訪れました。

           鎌倉見学の感想                  
                                国際交流センター付属別科日本語研修課程
                                                Aクラス  呉 暁青

「待ちに待った鎌倉見学の日がやってきますね。」出発する前の夜は眠れないほど興奮してずっと思っていました。期待の気持ちは胸に一杯で、逆にいらいらしてきました。

 やっと当日だ!早く起きてバスに間に合うように、朝ごはんも食べないで急いで家を出ました。
なんとなく自分の足が軽くなってしまって、さっさと、気がつかないうちに、もう学校に着きました。
みんなもうれしそうな顔をして話していました。
バスに乗って席に座ると、「あ、今日は旅行へ行くんだ、勉強のことはとりあえずおいといてもいいね。」という感じが涌いてきました。
鎌倉へ行く途中は、バスの中は不思議に静かでした。
夕べは深夜までおしゃべりしてしまって、別に話したいこともなかったし、この時間を利用して精力をためて、向こうに着いたらたくさん遊んだほうがいいじゃないか、と友達が言いました。

 とうとう鎌倉だ!ああ、自分が想像した鎌倉とぴったり同じでした。
すごく伝統的な所ですね。ああ、大仏が見えました!友人から大仏のことを何回も聞きましたけども、やっぱり想像していた以上に立派ですね。

昼食は「あじ亭」という店で食べましたが、今でもその店の様子や料理が深く印象に残っています。
その後は、神社へ行って、五円を箱の中に入れました。
多分これからお金持ちになる運がだんだんついてくるでしょう、楽しみにしています。

今回一番残念だったことは、バスで海の近くを通りましたが、ただちょっと見ただけだったことです。
もっと近づければいいのに・・・と思いました。
もし次回、機会があればぜひもう一度あそこへ行きたいです。