━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□■杏林大学医学図書館ニュース■□■   第40号 2015.9.1 配信

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


□Contents□
■ご挨拶■ 
■図書館からのお知らせ■ 
■お勧め図書■ 
■図書館課長の気ままな報告■ 
■図書館員のひとりごと■ 
■編集後記■ 

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
■ご挨拶■
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

朝晩は過ごしやすくなってきつつもまだまだ日中は暑いと思っていたら、急に肌寒いほど
の日が続いたり・・・
季節の変わり目、体調を崩さないようお気を付けください。

図書館は8月の夏期短縮開館中も多くの方の利用がありました。
今月も5連休がありますが、休まず開館しています。どうぞご利用ください。

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
■図書館からのお知らせ■ 
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

学生対象夏休み長期貸出の返却期限は9月15日(火)です。
貸出中の方はお忘れなくご返却下さい。
他の予約者がいなければ、更新も可能です。
ご不明な点は担当のサポートライブラリアンまたはカウンターまでお気軽にお問い合わせ
ください。

詳細はホームページでご確認ください

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
■お勧め図書■
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

『元素 : 周期表にまつわる5万年の物語 / トム・ジャクソン著 ; 大森充香訳. -- 丸善
出版, 2015. -- (歴史を変えた100の大発見). 』
(請求記号 : 431.11:G34 / 資料ID : 0010345460)

「水兵リーベ、僕の船」。高校時代に元素の周期表を覚えるのにお世話になった語呂合わ
せです。こういう語呂合わせって大人になってもずっと覚えていますよね。
今回ご紹介するのは元素発見の歴史を巡る本です。体裁は子ども時代によく見たカラー図
鑑。過去から現代へと時代を追って100のトピックスを辿ります。古代ギリシャの哲学者
や中世の錬金術師の時代から実験・探究を積み重ね、特に近代になってから元素が次々に
発見されていく過程にわくわくしました。それぞれのページの図版を見るのもこの本を読
む楽しみの一つです。
当たり前のことかもしれませんが、元素や分子の性質についてまだ謎の部分もある、とい
うのが不思議です。それが分かれば液状の水から構造物を組み立てることも可能かもしれ
ないとか。まだまだこれから「発見」のニュースを聞くチャンスがあるということですね。
(ふ)

貸出状況はこちらから


+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
■図書館課長の気ままな報告■ 医療健康情報サービスの巻
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

先日、自宅近くの公共図書館に行ってみたら「医療健康情報コーナー」なるものができて
いて、その一角の本棚には病気や健康に関係する本がずらりと並んでいました。区内の分
館ごとに、医療、法律、ビジネスなどの専門を決め、その分野の蔵書を集中して配置する
ことにしたそうです。身近なところでそんなサービスが始まっていたことを知り、驚きま
した。

実は公共図書館で積極的に医療関連の情報を集め、一般の方に提供するサービスを行う流
れは、すでに10年ほど前から横浜市立図書館や都立中央図書館などの大きな図書館で始ま
っていました。
一般の方を対象とした医療健康情報サービスが行われる施設としては、病院の患者図書室
もあり、その数も増えています。
医療健康情報サービスには、わかりやすい医学書や資料を提供するタイプと、病気になっ
た本人や家族の経験を記録した闘病記を提供するタイプの二種類、あるいはその両方を提
供するものがあります。医学情報は正しい知識による判断力を支え、闘病記には心を支え
るという役割があります。
これまで大学の医学図書館は、医療従事者や、医療系の学生のための情報提供を専門とし
てきましたが、一般の方への情報提供はそれとは違った難しさがあります。そして、大学、
病院、公共の図書館がそれぞれの強みを持ち寄り、協力してサービス提供をしようという
動きもあります。
インターネットで誰でも多種多様な情報が得られるようになり、そして健康への関心がさ
らに高まってきている昨今、図書館は一体どこまでのことができるのかと、考えるこのご
ろです。(諏)


+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
■図書館員のひとりごと■ 不思議な縁
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

今までに、これは不思議な縁だなぁ…と感じたことはありますか?

私たち家族は猫と一緒に暮らしていたのですが、その子は17歳で天国にいってしまいまし
た。また猫と暮らしたいと思ったものの、積極的に動けないまま日々が過ぎていきました。
しかし、その約一年後、家の庭にひょっこりと子猫が現れたのです。
奇しくもその日はお彼岸で、ちょうど猫のお墓参りに行った後でした。
しかも、その子は前の子と同じ三毛猫だったのです。その上、しっぽが短いところも同じ
で、背中の模様もなんだか似ていて…もしかして、前の子が生まれ変わって戻ってきたの
では!?とついつい思ってしまいました。
その三毛の子猫は、それからよく遊びに来るようになり、そのうち庭に住むようになり…
今では我が家の一員となっております。
こうして再び猫との生活が始まったわけですが、前の猫と決定的に違うところがありまし
た。それは冷房が好きということ。この夏があまりにも猛暑だったからなのか、はたまた
今の猫が現代っ子だからなのか…。
冷風が直撃する場所で気持ち良さそうにごろんごろんと寝転がっている姿を見ながら、猫
それぞれだなぁと実感している今日この頃です。(宮)

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
■編集後記■
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

特に夏らしいこともせず、暑くてやってられない…と思うばかりで毎年夏が過ぎてゆきま
す。
それでも夏の終わりを感じると、ややもの悲しい気持ちになるのはなぜでしょう。
カウンターにいても聞こえてくる蝉の声がだんだんと少なくなっていく中、そんなことも
思いつつ初めてのメルマガ編集に取り組みました。
今回、意図したわけではないのですが執筆者は全て女性です。
リニューアル後、初めてのことなのですが何か違いを感じられたでしょうか。(山)

○サポートライブラリアンメルマガ バックナンバーはこちらから


◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━―…‥・・

杏林大学医学図書館
〒181-8611 東京都三鷹市新川6-20-2
TEL:0422-47-5511 ex.3322,3323 FAX:0422-40-7281
MAIL:medlib[at]ks.kyorin-u.ac.jp
HP:https://library.kyorin-u.ac.jp/

・・‥…―━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆