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■□■杏林大学医学図書館ニュース■□■ 第55号 2016.12.1配信

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□Contents□
■ご挨拶■ 
■図書館からのお知らせ■ 
■お勧め電子ジャーナル■ 
■図書館課長の気ままな報告■ 
■図書館員のひとりごと■ 
■編集後記■ 

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■ご挨拶■
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12月に入りました。
今年も残すところ後ひと月。
街はクリスマス一色ですが図書館はいつもと変わらず。
イルミネーションもなく代わり映えもしませんがそれもまたいいもの、と思っていただけ
れば嬉しいです。
いつもと変わらぬスタッフがいつもと変わらぬおもてなしでお待ちしています。

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■図書館からのお知らせ■ 
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・12月5日(月)から学生対象の冬休み長期貸出が始まります
対象は図書のみで、返却期限は2017年1月5日(木)です。
「医学生に読んでほしいこの一冊」から冬休みの読書を計画するのはいかがですか。
推薦コメント付きのリストはこちら

・年内は28日(月)19時まで開館します
年内最終日は短縮開館し、12月29日から1月3日まで休館します。
開館スケジュールはホームページでご確認ください

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■お勧め電子ジャーナル■
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『学校給食 / 学校給食研究会』

今回ご紹介するのは雑誌『学校給食』です。
学校給食に特化した専門誌で主に学校給食関係者を対象としていますが、連載「きょうの
給食なーに?」ではご当地自慢の給食メニューが紹介されていたりなど、見ていて楽しい
雑誌です。

2013年3月に発行された64巻3号では創刊700号を記念して「給食ありがとう 歴史&メニ
ュー」という特集が組まれました。
学校給食の始まり、脱脂粉乳の登場、年代ごとの給食メニューやレシピなどが19ページに
渡って紹介されています。
ここに、学校給食の究極の目的とは「子どもたち一人ひとりが、心とからだを健康に保つ
ための自己管理能力を身につけること」と書かれていたのが印象的で、小学生の頃に何気
なく食べていた給食の奥深さがよくわかりました。

食育の取り組みや最新情報が掲載されたこの雑誌、ご興味のある方は電子ジャーナルリス
トからせひどうぞ。
リモートアクセスも可能で、僕自身たまに自宅からアクセスして読んでいます。(R)

アクセスはこちらから

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■図書館課長のきままな報告■ 「健康図書館」の巻
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2015年9月に配信したメールマガジン第40号で、公共図書館で市民向けの医療健康情報
サービスが広がっているということをお伝えしました。
私はその文章の最後を「健康への関心がさらに高まってきている昨今、図書館は一体どこ
までのことができるのかと、考えるこのごろです。」という言葉で結びました。

それから1年強が過ぎた2016年11月3日、健康情報サービスの先端を行く図書館が神奈川県
大和市にオープンしました。
その名は「大和市文化創造拠点シリウス」。
これは、コンサートホール、生涯学習センター、屋内こども広場などが設置された市の複
合文化施設で、図書館はその中にあります。

健康都市を宣言している大和市は、この図書館のコンセプトを「健康図書館」とし、計
画・設計しました。
市立ということもあり、市役所、市立病院、保健所といった自治体の関連機関とうまく連
係が取れていることが特徴で、日替わりでそれぞれが得意とする様々な健康関連イベント
が行われています。
例えば、健康体操教室、がん予防や生活習慣を振り返るセミナーなどが毎日開催され、市
民にとっては「行けば何かやっている」状態です。
ここは、静かに本を読むだけはなく、活動によるざわめきが許される図書館で、図書はそ
の活動や興味の延長線上に存在しているようでした。いい意味で図書館の枠と固定概念を
取り払う新しい試みと感じました。
市民の方はもはや、図書館に行っているという意識はないかもしれません。

まだ開館したばかりで評価はできませんが、数年後に他の市町村に比べて健康な人の割合
が多いとか、医療費が下がったとか、そういったデータが出てくれば図書館の価値が高ま
ると期待しています。(す)

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■図書館員のひとりごと■ 結婚とTDL
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皆さんは自分にとって、今年の一大事はと聞かれると何と答えるだろうか。
○○に合格したやら、子供が生まれたやら、そんな大きなイベントに出くわすのは長い人
生でもそう多くないはずだ。
ましてや健康がなんだ、老後がなんだという人生後半の世代に入ってからの結婚は自分で
も驚きで、一大事中の一大事であった。
内閣府は統計調査上、生涯未婚の年齢を50歳以上と定めているようだから、世の流れに反
した奇跡に近いことかもしれない。

ただ、この突然降って湧いた結婚により、独身生活50年余の状況は一変してしまった。
仕事以外の生活がスケジュール化され、毎日の炊事、掃除、ゴミ収集を規律正しくこなし
ていく。(別に今迄もだらしなかった訳ではないが。)
会話が重視され、それほど見なかったテレビや音楽鑑賞さえも規制(?)されていく。
休日は買い物の同伴や相方の友人との集まりに時間を割かれ、趣味の読書、スポーツ観戦
やコンサートへ行く時間がぐんと減る。
ただ、相方も生活や仕事、趣味に頑張っており、お互いに努力しつつ何かしらの犠牲
(?)を払わないと成り立たないのが結婚なのかと感じてしまう。

また自分にとって、その一大事に隠れてデカイ出来事が他にもあった。
52歳にしてはじめて東京ディズニーランドに行ったのである。
これまで行ったことが無かった理由はなぜなのか、よくわからない。
幼少の頃、その前身ともいうべき遊園地、谷津遊園に足しげく親と行ったし、人ごみや行
列が嫌いだとか、ミッキーマウスのように万人受けするものが嫌いだとか、そういうこと
でもなさそうだ。

まあ、今後それほど大きな出来事があるかどうかはわからないが、些細な出来事でも感動
できるように過ごせればいいなと思う。(よ)

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■編集後記■
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ハワイでの挙式から戻られた(よ)さんに「ラブラブな様子でも規律正しい軍隊式新婚生
活の話でもどちらでも結構なので、ご結婚にちなんだコラムをぜひ!」とお願いしたとこ
ろ、初ディズニーランドというもうひとつの一大事エピソードも披露してくれました。
照れくさくてそこまで書けなかったようですが、奥様と行った初めてのTDL、感動的だ
ったと見受けられます!(笑)
皆さんの今年の一大事は何でしょうか。今年も、そして来年も、楽しいエピソードで満載
でありますように。(清)

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