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大学ホーム外国語学部一般の方出張講義鎖国時代の日本人と外国語〜『ターヘル・アナトミア』をめぐる良沢と玄白〜

出張講義

鎖国時代の日本人と外国語〜『ターヘル・アナトミア』をめぐる良沢と玄白〜

キーワード 日本人と外国語、前野良沢、杉田玄白
可能曜日
講師 黒田 有子

明治維新の約100年前、1771年に杉田玄白、中川淳庵、前野良沢が千住骨ガ原で腑分けを見学したことから、桂川甫周を加えて『ターヘル・アナトミア』の翻訳作業が開始される。オランダ語を究めたいとする完全主義者の良沢は勤勉であるが社交性に欠ける偏狭な人物であるのに対して、玄白はオランダ語の知識は皆無でもオランダ医学と日本の近代化いう目標に向かって全体を見る力をもち、チームをまとめるリーダーシップを発揮した。玄白の尽力で『解体新書』という書名での出版にこぎつけた時、翻訳作業の中心人物である良沢はそこに自分の名を連ねることを拒否する。

対照的な良沢と玄白がいなければ出来なかったであろう事業。グローバル社会において、あなたはこの2人の資質をどう考えますか。完璧を目指して日々学問を究める姿勢を貫くことは、中途半端な成果を世に問うたり、にわかに実用化したりすることを好みませんが、時宜にかなった対応を考えたり、実利を軽視しない姿勢とどのように折り合いをつけたらよいでしょうか。

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