ホーム >  教員のつぶやき  >  橋本雄太郎教授 最終研究会報告

2月9日に、総合政策学部で刑事法・刑事訴訟法・医事法をご担当されてきた橋本雄太郎先生の最終研究会報告(杏林大学社会科学学会定例研究会)が開催されました。

「研究遍歴、そして、これから」と題したご報告では、橋本先生ご自身の研究生活の始まり、「医事法」との出会い、「同意」のあり方を起点とした研究分野の枠にとらわれない幅広く実践的なご研究の内容・展開についてお話ししていただきました。
特に、近年、先生が力をそそがれた救急活動に関するご研究は『救急活動の法律相談』(新日本法規出版)に集約され、消防庁をはじめとする行政機関・病院での必読の書となっています。また、先生は、年間、数十回にわたるご講演にとびまわる多忙さでいらっしゃいますが、病院前救護の法律問題についての講義をDVD『救急活動の法律相談シリーズ』『救急隊員に必要な法律基礎知識』(新日本法規出版)にまとめられました。
総合政策学部の前身である社会科学部創設当時の様子、先生の学部への熱い思いなども含めてたくさんの内容をお話ししてくださいました。

「頂上に向かう七合目」にいらっしゃるという先生は、今後の日本の高齢化社会と医療・家族の課題も含め、さらに大きな成果を残していかれるものと確信いたしました。勇気をもって新たな領域に研究の幅を広げ、当初は別々のものとして存在していた研究成果が、長年のご研究の中で1つに集約された経緯に、あらためて尊敬の念を覚えました。
先生のご健康と今後も変わらぬご活躍をお祈りしております。ありがとうございました。

橋本雄太郎教授プロフィール
http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/social_science/student/teacher/staff/detail_2.php?id=gen30023

写真は、井の頭キャンパスE棟205教室教壇にて同僚と。

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