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大学ホーム 総合政策学部 教員活動・著書・業績等紹介 青木健 著 『貿易からみる「アジアのなかの日本」―自分の居場所を探る』

教員活動・著書・業績等紹介

青木健 著 『貿易からみる「アジアのなかの日本」―自分の居場所を探る』

著者:青木 健
杏林大学客員教授
出版社:日本経済評論社
定価:2,800円+税
発行日:2006/9/25
ISBN:4818818771

 日本の貿易に占める東アジアの比率は現在いずれも半分近くなっています。しかし東アジアの対日貿易比率は低下の一途を辿り、輸出で10%、輸入で17%と低いものです。つまり貿易において日本はアジアに一方的に依存度を強めているということです。さらに東アジア域内貿易でも日本のプレゼンス(存在感)は低下の一途を辿り、代わって速い経済成長を反映して中国は域内の「磁場」となりプレゼンスを高めています。東アジアはNAFTA(北米自由貿易地域)、EU(欧州連合)とともに世界経済を支える一角を形成していますが、東アジアの中核になっている世界第2位の経済大国である日本が中国にとって代わられる可能性が出てきました。これに拍車を掛けているのが日本の少子化・高齢化・人口減少問題です。これはいずれ資本ストックを縮小させ、輸入の増加をもたらし、ますます日本のアジアへの依存をもたらすことになります。既に製品輸入が急増しております。
 本書『アジアのなかの日本:自分の居場所を探る』は、日本が現在直面している2つの大きな課題つまり人口減少と対外プレゼンスの低下を関連させて、「資源の効率的配分」という観点から、日本の総輸出入のほぼ半分を占める東アジアの対世界貿易および東アジア域内において進行中の貿易構造変化の現状と方向を報告したものです。

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