NEWS

2016/12/27
【受験生注目】GCP第一期生が語るプログラムの魅力

4月に入学したGCPの第一期生たちも、そろそろ一年目のカリキュラムを終えようとしています。そこで今回は、「結局のところ、第一期生たちはGCPに参加してみて今なにを感じているのか?」そんな生の声をお届けしたいと思います。特に受験生の皆さん、参考にしてください!

(以下学生のエッセイ)
私は高校時代、オーストラリアでホームステイを経験しました。わずかな期間でしたが、そのときに異文化や国際交流に興味をもち、「将来海外で働きたい!」という想いを強く抱くようになりました。しかしながら、そうした想いとは裏腹に、ホームステイ先では自分の言いたいことをまともに英語で伝えられず、言葉の壁やコンプレックスを感じたままの帰国となりました。

その後、杏林大学総合政策学部の合格通知に同封されていたグローバル・キャリア・プログラム(GCP)第一期生募集のパンフレットを見て、「ここならば自分の将来の夢を実現させられるかもしれない」、「大変そうだけど頑張ろう」と決意し、GCPに応募しました。応募に際しては志望動機書の提出が求められましたが、「絶対に合格するんだ」という強い覚悟で将来のビジョンや志について執筆したことを今でも覚えています。

入学後のオリエンテーションの日、はじめてGCP第一期生の仲間たちと顔をあわせ、お互い自己紹介をしました。このとき、「これから四年間、この人たちと切磋琢磨しながら自分を高めることができる」、と何となく期待感を感じました。なぜならば、動機や方向性は違えど、私たちは全員、「国際的に通用する人材になりたい」という想いを強く共有していたからです。

その後は英語漬けの生活が待っていました。ただ、このプログラムの中では、単に「勉強としての英語」ができるだけでは評価されません。GCPの授業は、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションの連続です。英語以外の知識や教養、柔軟な発想力、そして論理的な思考能力も求められます。決まった正解のない問題に対して意見を述べ合う場では、しばしば自分自身の頭の固さと未熟さを痛感しました。また自分よりも良いアイディアが仲間の口から次々と出てきて、悔しい思いをすることも多々ありました。しかしながら次第に、「多様な意見に耳を傾け、納得し、ときには自分の考えを変えるのも悪くないな」、と考えるようになりました。グループ全体としての議論の質を高めるうえでも大切ですし、他人の良い意見に耳を傾けることは、自分自身が成長するうえでも非常に大切だと気付いたためです。

GCPの学生にとってのひとつの楽しみ。それはグローバル・キャリア・デベロップメント(GCD)という授業です。これは国際的に活躍されている社会人を毎週ゲストとしてお迎えし、ご自身の体験談やお考えをうかがうというスタイルの授業です。GCDの講師の先生方からは多くの気付きと刺激を頂き、今では入学前と比較にならないほど「海外で働く」ということを現実の目標として考えられるようになりました。

GCDの講義では、ゲスト講師の皆さんに「今後のグローバル人材に必要な資質とはなにか?」についてお話いただく時間も設けられています。ここでも大変参考になる意見を沢山うかがうことができましたが、一点だけ、すべてのゲストが共通して挙げたものがありました。その資質とは、「自分とは異なる多様な価値観や意見を認め、それをプラスに活かすことができる柔軟性」です。この能力がないと、多様な国籍や文化的背景をもつ人々と一緒にスムーズに、そして楽しく仕事することはできない、とのことでした。GCPの授業のグループワークを通じて自分自身で感じたことが、第一線でご活躍されているゲストの口からも出たとき、その気付きは確信へと変わりました。

GCPは単に英語を学ぶためのプログラムではありません。グローバルな環境で働くうえで必要な能力が何であるか、講義、授業中のグループワーク、そして一流の講師陣のお話を通じて少しずつ「自分で気付く」ための仕掛けがたくさん用意されている、そんなプログラムだと思います。正直、入学前の自分を振り返ると、自信もなく、将来の夢をあきらめかけていた時期もありました。しかしながらGCPに参加してからは、「もっと成長したい」「もっと色々なことに挑戦したい」、という想いが一層強くなりました。来年からはコースを選択し、ゼミにも参加して指導教授のもと専門分野(国際関係論)も深く学んでいく予定です。残りの3年間、自分が定めた夢を実現するため、多くのことに挑戦し続けたいと思います。(総合政策学部1年 山本めい)

(お知らせ)学生のインタビュー記事や活動内容の情報などは他にも掲載されています。是非ニュース一覧をチェックしてみてください!

(Photo Credit: Freeimages.com by Backtrust)

CONTACTお問い合わせ

杏林大学 総合政策学部
〒181-8612 東京都三鷹市下連雀5-4-1
TEL: 0422-47-8000(代表)

PAGE TOP