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2017/01/06
【GCD】世界最大級の不動産会社の業務内容に迫る

毎週多彩なゲストをお迎えしてグローバルなキャリア形成の魅力を本音で語っていただくGlobal Career Development(GCD)。本日は、現在80か国、全世界の従業員6万人という体制でサービスを展開している世界最大級の総合不動産サービス・プロバイダであるJones Lang LaSalleの日本法人、ジョーンズ・ラング・ラサール株式会社においてプロジェクト・マネージャーとしてご活躍されている齋藤真司さんにご講演を頂きました。今回もGCDを履修している学生に授業の概要や感想について語っていただきます!


(以下学生の感想)
今回のGCDでは、ジョーンズ・ラング・ラサール株式会社(JLL)の齋藤さんよりご講演を頂きました。
同社は全世界で6万人以上の従業員をかかえる世界屈指の不動産会社なのですが、恥ずかしいことに、これまで私自身はJLLのことを知りませんでしたし、外資系の不動産会社が日本でどのようなビジネスを展開しているのか、ということについても、具体的なイメージを持っていませんでした。したがって、今回の講義は、私自身にとって非常に新鮮な情報に満ち溢れたものとなりました。

従来、「外資系企業では100%英語でコミュニケーションが取られている。英語が喋れないと活躍できない。」と思っていました。しかしJLLの日本法人では、あまり英語が話せない日本人社員やインターンシップの学生も社内にいるそうです。

私は内心、「英語が話せなかったら業務に支障をきたすのでは?」と思いました。しかしながら齋藤さんによると、ボディ・ランゲージや図表を用いたコミュニケーションで伝わるケースもある、と仰っていました。

それでも英語を話せない人が採用されるという状況は想像ができなかったのですが、齋藤さんいわく、話せない人はみな「職業人」「専門家」である、と教えて頂きました。英語だけ話せる人よりも、「日本でのビジネスに付加価値をもたらしてくれる、何らかのスキル・専門性を兼ね備えている人」が採用されているそうです。


今回の講義を通じて学んだことは三つあります。

一つ目は「グローバルに働くためには、英語をマスターするのみならず、専門家、職業人になっておく事が望ましい」という点。もちろん英語は話せる方が有利です。しかし、これは国際的に活躍するうえでの必要条件であり、十分条件ではない、と改めて感じました。

二つ目は「自分の考えとは全く異なった考え方を認めることが大切」という点。グローバル企業は、様々な人種で成り立っていることから、互いの国の文化や習慣、そして物事の見方や考えを認め合い、協力する能力が不可欠です。

三つ目は「たとえ一つの場所で評価されなくても、環境を変えれば評価されることがある」という点。人生で行き詰った時、環境を変えれば、思わぬ部分が評価され、自分の秘めた能力を発見できるかもしれないということです。


ご多忙のなか、私たちに大変貴重な時間を割いて頂き、本当にありがとうございました。本日学んだことは、今後の人生において大いに活かして行きたいと思います。(総合政策学部1年 松本夏依)

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