卒業生の声

石原 恵氏 看護師、世界の医療団(特定非営利活動法人メデュサン・デュ・モンド)所属
2007年 大学院 国際協力研究科 修了

現在はどのような仕事をしていますか?

私は、世界の医療団という国際NGOに2007年からボランティアとして所属し、年に約2回、途上国での医療支援をしています。私が携わっている支援は「スマイル作戦」と呼ばれ、奇形やケガの後遺症で治療を必要としている人々に手術を施す形成外科の修復プロジェクトです。

仕事・活動のやりがいや、大切だと感じていることはなんですか。

ボランティアを始めてから7年が経ち、これまでカンボジアを始めバングラデシュ、ミャンマー、マダガスカルでの支援に派遣されてきました。最初は自分の経験が役に立つという思いで駆け出しましたが、言葉も文化も医療事情も違う世界で自分に出来ることは多くはありませんでした。かといって、日本で学んだことが間違っているわけでも、途上国でされていることを全て否定するわけでもありません。同じものでも角度を変えると違うものに見えてくることがあります。発想と転換があれば、現地のスタイルを尊重しつつより良い方向へと発展することができるのです。
海外支援での経験は自分の成長の糧であり、何よりも支援で出会った患者やミッションメンバーとの関わりはプライスレスです。支援する側の人間だけでなく現地の人々がいて成り立つものですから、人との絆は欠かせません。モノや道具の前に、人から人への支援なのだといつも考えさせられています。

これから社会に出ていく後輩たちへ

国際協力研究科在学中は様々な分野の先生や先輩方の話を聞いて、背中を見て、現場への思いを募らせてきました。当時の見聞はいまでも生かされていると思います。みなさんも学生時代に確かな知識と技術そして考える力を培って、これからの国際社会で多くのことを経験し、感じ取れる人に成長していってください。

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