留学生の声

曾晏g 外国語学部交換留学生(台灣國立高雄餐旅大學) 台湾

「一人でどこまでやっていけるのか知りたい」という想いで、日本への留学を選んだ私ですが、私の在籍する台灣國立高雄餐旅大學と杏林大学は近年姉妹校になったため先輩がいなかったり、私にとって初めての海外でもあり、最初は不安だらけでした。憂いと淡い期待を胸に抱き、杏林大学にやってきた日のことを今でもはっきりと覚えています。「あれ?ここは東京…だよね?夢じゃないよね?」と問いかけたいぐらい、緑いっぱいで都会の喧噪から“かなり”離れているキャンパスに驚きました。そして、人見知りの私は友達がなかなかできなくて、最初は寂しい日々を送っていました。一人ぼっちで外国に住むことがこんなにも心細いと思いませんでした。来日したばかりの一週間は本当に辛くて、何もかも諦めて、台湾に帰りたかったです。しかし、滞在している寮の管理人をはじめ、たくさんの優しい方々に恵まれて、私は「くよくよする自分にさようならしよう」と決意しました。一年間の留学と聞くと、長いような短いような期間だと思います。一日をくよくよと過ごしても、楽しく過ごしても、どちらを過ごしたとしても24時間しかありません。限られた時間を1分1秒でも有意義に過ごすために、私は自分を少しずつ変えていこうと決めました。

日本の大学は台湾の母校とは全然違うため、私にとって毎日がとても新鮮です。様々な方々に出会ったり、優しくしてもらったりする日々が楽しくて楽しくて仕方ありません。人見知りだった私は、日本人の優しさに触れて自分から積極的に話しかけられるようになりました。それから、杏林大学でサークルに入ったり、国際交流のイベントに参加したりしたおかげで、日本人の友達がだんだん増えてきました。時間は少しかかりましたが、台湾に帰りたくないぐらい、留学生活を満喫しています。そして、通訳や翻訳の授業と日本のホスピタリティー授業にとても興味を持っている私は、親切な先生に恵まれている学習環境で専門知識を学ぶことできて幸いです。

私は自分のことを幸せ者だと思います。周りにいる皆さんに支えられ、今日まで歩いてきました。辛い時期もありましたが、人生で初めて自分を変えようと思えたのも留学のおかげです。最初は変化する環境に慣れず、全てから逃げ出したくなり、留学に来たことをすごく後悔していましたが、今では一人で来てよかったと思います。十年後、二十年後、おばあちゃんになっても「あの時、留学に行ってきてよかった!辛い思いもあったけど諦めなくてよかった!」と、微笑みながら思い返せるように残りの留学生活を無駄にしないように頑張り続けます。

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